看板娘、登場
「よろしくお願いします」。
今回の看板娘は広報部の伊藤磨耶さん。入社当初は店舗の店長として配属されたが、2019年に現在の部署に異動。このようなメディア対応も任されている。
ふだんは上野の東京本部に勤務。
さて、伊藤さんが生まれ育ったのは福岡県小郡市。母親がピアノ講師だった影響もあり、3歳からバイオリンを習い始めた。
「最初は子供用の小さいバイオリンを買ってもらって、成長するにつれてだんだん大きくしていくんです。歴代のバイオリンは今も大切に取ってあります」。
まさに音楽一家だったのだ。
「リチャード・クレイダーマンのデビュー曲、『渚のアデリーヌ』が好きです。落ち着いた曲調が途中から激しくなったりして。家族でよく行っていた中華屋さんがあって、そこで流れていたというイメージですね」。
大学卒業後はマスコミに就職したいと思っていたが、BtoBではなく、お客さんの声がダイレクトに伝わってくるBtoCの仕事がいいなと考え直し、小売系の企業を探したそうだ。
「入社後は現場を知るために、店長として全国の直営店を回るというのがワークマンのシステムなんです。私も福岡、広島、熊本、岐阜とあちこちに赴任しました。最初は失敗ばかりでしたが、慣れてくると楽しい思い出ばかり。観光もできるし、ご当地の美味しいものも食べられるし」。
そんな磨耶さんは子供の頃からアウトドア好きで、現在も時間を見つけてはキャンプ場に出かけているという。
奥多摩にある氷川キャンプ場は直火の焚き火が楽しめる。
秩父の長瀞ではカヤックも体験した。
ワークマン勤務は天職なのではないだろうか。
ところで、磨耶さんを推薦してくれたのは、直属の上司である丸田純平さん。彼女のことをこのように評する。
「基本的にはおっとりとした性格ですが、メディア向けに商品を紹介するときは人が変わったようにハキハキ話します。自分の業務以外の本もよく読んでいるので、仕事熱心だなと思いますね」。
ワークマンのSNSを統括する丸田さん。
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