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“ショート丈”も選べるマウンテンパンツ

こちらは「ショート」と「レギュラー」の2タイプから選べる「アルトヴィア・トレイル・パンツ」。

アルトヴィア・トレイル・パンツ17,050円/パタゴニア

「アルトヴィア・トレイル・パンツ」1万7050円/パタゴニア 0800-887-447


「現在、中南米の人たちのアウトドア参加率が高いという統計がアメリカで発表されています。パタゴニアでもショート丈のパンツのニーズが増えており、日本人の私たちにも似合いやすいサイズが出たのは個人的にもうれしいですね」。

人種の多様性がウェアのフィットブロックをなくしていく。パタゴニアのパンツは丈がちょっと長かったんだよな、と感じていた人には大歓迎な変化だろう。



ほかにも、これでもかという数の工夫が施されている。

ジッパー付きの5つのポケットには行動食、トレールマップ、スマホを収納可能。山を縦走中にバックパックをいちいち降ろさなくていいという配慮だが、街に繰り出すならバッグいらず。薄着になる春も、引き続き“手ぶら”で外出できる。



さらに180度開脚できる伸縮性も。

「登山用なのでストレッチ性が高く、パネル(羽目板)が何枚にも分割されているので、足上げがしやすいのもこのパンツの強みですね。

岩場でハイステップが必要なときのために180度以上開脚できるようになっています。日常でそんな場面はないですが、動きに制限が出ないのはストレスフリーで快適ですよ」。


アウトドアウェアほど機能性と軽量化を追求したウェアはない。そこに環境負荷への配慮が加われば、もう右に出るものはいない。

春を祝おう。新しい春服で、気分を上げていこう。

佐藤ゆたか=写真 ぎぎまき=取材・文

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