「ラグジュアリーなコート」は素材の味でセクシーに
チョ・ヨンモ(Cho Yongmo)さん
愛車ポルシェ997の前に佇む、色気漂うチョさんが纏うのは全身
「ロロ・ピアーナ×藤原ヒロシ」。
世界最高峰の素材を駆使するラグジュアリーブランドを日本のストリートキングがリエディットしたコレクションを見事に着こなす。
いいコートをシンプルに。
過剰にアクセを着けたり、色を使ったりする必要なし。それはつまり、素材の味をそのまま楽しめる大人の特権なり。この大物感で1983年生まれ。驚異的である。
「チェスターフィールド」はモードな味付けでセクシーに
イム・ジュヨプ(Lim Jooyeop)さん
オーセンティックなチェスターフィードは、上手く着こなせばシブくて格好いいが、下手するとオジサンっぽく見える危険性がある。
それをイムさんは、モードの力で回避。頭のてっぺんはシャネルのニット帽、足の先はマルジェラのタビ(Tabi)ブーツである。
デニムは大胆なロールアップでさらなるモードな味付けを。
そして振り向けばバッグはエルメス。オジサンっぽく見える服をモードの力で回避するイムさん直伝テクニックは、季節を問わず活用できそうだ。
「ダッフルコート」は品を持たせてセクシーに
べ・ヨンミン(Bae Young Min)さん
北欧の漁師が愛用したワークウェアとして生まれ、やがて英国海軍のユニフォームに。見た目に反して骨太な背景を持つダッフルコートを着こなす際は、どこかに品を持たせるのが重要。
ベさんはヴィンテージものを選択しながらも、インナーのTシャツをタックインしたり、ローファーをチョイスすることで、ダッフルが持つ骨太さを上手く中和させている。
ちょっとした工夫で見え方はガラリと変わる好例だ。
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セクシーにコートを着こなす韓国の達人たち。本当の寒さが去って春が来るまで、彼らから学んだテクニックを活用したい。
「寒い日の服を韓国に」とは……この寒さはしばらく居座る予報。これから何着る? 答えを求めて韓国へ。日本より厳しい寒さが長引くお隣さんで、寒い日の服を上手く着る達人をパパラッチ。
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