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2022.03.01

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究極のミリタリー時計「ベンラス」タイプ1が復刻。“無印”のストイックさに感激


武骨な佇まいこそ、ミリタリーウォッチの魅力である。1921年にニューヨークで誕生した時計ブランド「ベンラス(BENRUS)」は、まさにそれを体現する1本。

なかでも、1972年から80年まで米軍で採用されていた「タイプ1」は、“ミリタリーウォッチの象徴”とまで言われる名機だ。

「TYPE-I:BEAMS PLUS SPECIAL ORDER」SSケース、縦47.5×横42mm、自動巻き。3万6300円/ビームス(ビームス公式オンラインショップ www.beams.co.jp)

「TYPE-I:BEAMS PLUS SPECIAL ORDER」SSケース、縦47.5×横42mm、自動巻き。3万6300円/ビームス www.beams.co.jp


そんな名機がこの度、ビームス プラスの別注によって復刻。当時のディテールを忠実に再現し、“本物感”をとことん追い求めた力作に仕上がっている。

まずは何といっても、超シンプルなダイヤルのデザイン。ブランド名などは一切なく、時刻を指すインデックスのみで構成されている。

この何の印もない文字盤こそ、「タイプ1」ならではのシンボル。針の形状や蓄光塗料の仕様、ベゼルに至るまでオリジナルを踏襲し、ヴィンテージさながらの質感を醸し出している。



裏蓋には製造番号と製造年月に加え、ベンラスとビームス プラスのダブルネームを刻印。身元が特定されないよう製造番号のみが刻印されていたオリジナルとは異なるが、変に飾り気のないミリタリーウォッチらしい素っ気なさは健在だ。

ケースは耐久性が高く、腐食にも強いステンレス316L製。堅牢な仕上がりとなっている。



こちらは現在、ビームス公式オンラインショップで予約受付中。3月18日(金)より、オンラインとビームス プラスの原宿店、有楽町店での販売もスタートする予定だ。

ミリタリーウォッチにしてはやや大ぶりなサイズ感とストイックで重厚感のあるルックス。満を持して蘇った究極の1本を、その腕に飾ってはいかがだろう。


[問い合わせ]
ビームス公式オンラインショップ 
www.beams.co.jp



外山壮一=文

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