看板娘、登場
こちらは彩夏さん(21歳)。7月1日生まれで夏を彩る海辺の看板娘だ。現在、保育系の専門学校に通っており、卒業後は保育士になるかカナダに留学するかで迷っているそうだ。
さて、料理のおすすめはやはりステーキと刺身。
「この間の誕生日のとき、店長に『賄いはお店で一番高いメニューを食べたい』と言ったら、牛ハラミステーキと牛タンステーキを出してくれてめっちゃ嬉しかったです」
まず、驚いたのはお通しの茶碗蒸しに鰻が入っていたこと。さらに、ステーキが美味しいのはもちろん、刺し盛りの生しらすが絶品だった。
「相模湾で獲れたものです。東京で食べるととろけちゃってるけど、これは新鮮だからプリプリでしょう」
さて、彩夏さんの夏の思い出は友達と毎年行く七夕まつりだ。7月の第1金曜から3日間開催され、今年も150万人もの観光客が訪れたそうだ。
「『中央』っていう大通りを歩いていると、必ず小中高の友達に会うんです。だから、七夕は願い事をするというよりは再会の場。最近はすぐ居酒屋に入っちゃいますけど(笑)」
そうそう、海にも行くんですか?
「ビーチパークにビーチバレーのコートがあって、中学生のときはみんなでよく遊んでいました」
写真も見せてもらったが、なかなかの跳躍力である。
彩夏さんにはふたりの弟がいる。真ん中の弟とは仲が良いが、いちばん下の弟は「ちょっとウザい」という。
「家でパパに市販のピザを作ってもらったんですが、その弟が『俺にもちょうだい』って言ってきて。お腹が空いてたから『イヤだ』と答えました」
ちょっと分けてあげてもいい気はするが……。
「いや、よそ見している間にさっとひと切れ取って食べられたんです。諦めて『もう、食べていいよ』と言ったら『これとこれは彩夏の菌がついてるからいらない』って。子供ですよね(笑)」
あれ、彩夏さん、ステキな指輪をしていますね。
「高校生のとき、辻堂のハワイアンジュエリーのお店でバイトしていて、そこでハワイの職人さんに注文して作ってもらいました。値段? 14Kで5万円ぐらいですが社割で半額でした」
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