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さて、「海辺の看板娘」というからには茅ヶ崎の海についても聞かねばならない。玲波さん、海はどっちですか?

海方向 「あの交差点を左に曲がって10分ぐらい歩くと海です」


彼女自身も海が大好きで、暇を見つけてはビーチを散歩しているという。

「2歳半の息子を連れて遊びに行くことが多いですね。地元のサーファーがぷかぷか浮いていたり、ヨガに夢中の人がいたりと、のんびりとした空間で落ち着きます」

おっと、お子さんがいるんですね。

「はい(笑)。『イエローフェイス』という湘南メインのアパレルブランドのキッズモデルもやらせてもらいました」

息子 烏帽子岩Tシャツを着こなす息子くんの背後に烏帽子岩。


海を愛し、海に愛される玲波さんだが、意外にも海がないテネシー州・メンフィスでもキラキラした日々を送ったという。

アメリカ ブルースやゴスペルなど、アメリカのさまざまな音楽ジャンルの発祥地。


「大学時代に語学と音楽文化を勉強するために半年間だけ留学したんですが、バスの運転手さんが『その靴、いいね』って褒めてくれたりと、とにかくみんなフレンドリーで楽しい。実は、プルドポークもメンフィスでよく食べていました」

そんな玲波さんの最近の趣味は編み物だ。

「紐を編んで模様を作る『マクラメ』という手法です。編み物には全然興味がなかったんですが、育児の合間にできるインドアの趣味を探していたら偶然見つけてハマりました」

バッグの中身 コンセプトは「長財布もすっぽり入ります」。


150mぐらいの紐をひたすら編み込むと、このようなバッグができるそうだ。友人間で噂が広まり、今では納品(?)も数人待ちとのこと。

インスタグラム 「reina.macrame」というインスタIDで作品を告知。


最後に今後の抱負を聞いた。

「『来て良かった』と満足して帰っていただければ最高です。達也さんの作る料理は間違いないので、あとは私の接客でポイントを上げたいと思います」

素晴らしい。では、読者へのメッセージをお願いしますね。

メッセージ 茅ヶ崎の象徴、烏帽子岩を波がやさしく洗う。


 

【取材協力】
DIG IN SANDWICH
住所:神奈川県茅ヶ崎市東海岸北5-5-23
電話:0467-87-1088
www.diginsand.com

 

連載「看板娘という名の愉悦」を読む

石原たきび=取材・文

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