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自分に合った車をサラッと、が格好いい

サーファーで車移動も多く、荷物もたくさん積む種市さん、周りには輸入車を選ぶ人が多いという。「最初、周りにアウトランダーに乗っているというと『えっ三菱ですか?』と意外そうな顔をされました」。

アウトランダーの前の乗っていたボルボ・V70。

これまでの車遍歴を伺うと、スズキ・ジムニーに始まり、クラシックミニ、トヨタ・iQ、ボルボ・V70、そしてアウトランダーPHEVが今の車で2台連続と、いわゆるヴィンテージや王道輸入車の名前が挙がらない。

「確かに古い車や輸入車も好きですよ。実際クラシックミニにも乗っていましたし」。確かにミニは古い車ですね……ってそういえば身長186cmの種市さんにミニ、小さすぎません? 「下町育ちですからね。実家のあたりは道が狭いんで、小さいほうがいいんですよ。それにデカい男はなぜか小さな車が好き(笑)」。大きな男がギュッと収まって下町の狭い道をキビキビ走る姿は、なるほど、確かにちょっとカワイくてシャレてるかも。「イメージはルパン三世です(笑)」。

振り返れば、「そのときどきで“自分に合った車”を探していたと思う」と種市さん。「やり過ぎるのが嫌なんです。王道の高級輸入車ももちろんいいですけど、今の僕にはちょっとギラギラしすぎちゃう」。

種市さんのドライブに欠かせない相棒トウフも、アウトランダーはお気に入りの様子。

車も「サラッといきたい」という。「先日、久しぶりにある先輩にお会いしたんですけど、少し錆びたシルバーのゲレンデに乗っていらっしゃったんですよ。なんでもない格好で、ちょっと近所に出かけるみたいに。60歳手前くらいの方です。でも聞くと、わざわざイギリスから取り寄せたモデルらしくて。そういう超マニアックな車をサラリと乗りこなしているその先輩がめちゃくちゃカッコ良くて。同時に、今の僕にはまだ無理だなーとも思いました」。


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