健康やエクササイズのために、あるいは子供と一緒に。日常的にプールに親しんでいるというご家庭も多いのでは? ……という問いを投げかけたとき、脳裏をよぎるプールのイメージといえば、あの「薬臭さ」と「目に染みる水の“質感”」かもしれない。
そう、塩素だ。不特定多数の人が利用する水を清潔に保つためには仕方がないとはいえ、決していい臭いではないうえ、お目々に入ると真っ赤になっちゃう。さらにいえば、肌荒れや髪の傷み、鼻水、喉の声枯れといった影響を及ぼし、アトピー性皮膚炎を持つ子供は入れないというケースも……。塩素は殺菌のための物質なので、体に良いとはいいがたいものだ。
しかしここ最近、全国的に塩素をほぼ感じさせないちょっとスゴいプールが増えているのだとか。
D&F projectが普及を進めている「体にやさしいプール」で、スイミングクラブやスポーツセンターなど、
都内5カ所、全国でも40カ所もの施設が導入しているそう。
その秘密は、温泉由来成分のフミン酸なるもの。塩素のニオイや肌へのダメージを低減してくれるのだとか。多くの温泉に含有される天然成分だが、黒っぽい色が着いていることがネックで、これまでは無色透明なプールへの利用ができなかったという。しかし無色にできる技術が開発されたことにより、プールへの利用が可能になったのだ。
肌や髪へのダメージを気にする女性や、大人に比べて肌が敏感な子供を中心に好評を博しているのだとか。実際、ツンとくる塩素独特の臭いがなく、髪がキシキシしないほか、プール後のシャワーがいらないほどの“真水”の感覚に、驚くこと請け合いだ。
間もなく夏到来! 一度入ると誰もが驚くスゴいプールを、親子で一緒に楽しんでみるのもいいかもね?
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体にやさしいプールWEBサイト
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