独創性こそが原動力とシトロエンは自ら謳う。
ガソリンとディーゼルターボエンジンには8速ATが組み合わされ、電気自動車はもちろん無段階変速となる。
その証明のように、これまでの「アミ6」や「GS」「BX」など、個性的なハッチバックを作らせたら右に出るものはいないのは明らか。
今回の「C4」もまた、見た目はもちろん、パワートレインのバリエーション、乗り心地、助手席専用タブレットスタンドなど、ほかにはない個性がふんだんに香るハッチバックとなっている。
クーペのようになだらかに傾斜するルーフを持つハッチバックを、リフトアップして大径タイヤを履かせたSUVテイスト。
全高から最低地上高を引いた正味のボディの高さ1360mmは、同クラスのトヨタ「C-HR」やホンダ「ヴェゼル」より低いので、ボテッとした感じはない。
WLTCモード燃費は1.2Lガソリンターボが17.7km/L、1.5Lディーゼルターボが22.6km/L。BEVのWLTCモードでの最大航続可能距離は405km。
大きなライトで威圧感を出すのとは真逆の、細い目が左右に向かってV字に広がるようなフロント周りのデザインもなかなかの個性派だ。
パワートレインは1.2Lガソリンターボと1.5Lディーゼルターボ、さらに電気自動車(BEV)の3種類が用意されている。電動化へと移行している端境期=今を反映したかのようなラインナップだ。
中央にスマホ対応のタッチパネルが備わる。ナビ機能はスマホアプリを活用。
2/2