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[予測②]大谷翔平に続く“岩手の大器”が甲子園デビューで大暴れなるか!?


北京五輪が終われば春はもうそこ。さまざまなスポーツのシーズンが開幕する。

野球も日米ともに3月に開幕予定。大谷翔平がさらにパワーアップした二刀流を見せてくれるかが楽しみだが、その大谷の出身校である岩手県の花巻東高には、再びスターとなりそうな選手が腕を磨いている

2021年、驚異の1年生スラッガーとして高校野球ファンの目を釘付けにした佐々木麟太郎だ

高校野球の話題を独占しそうな佐々木麟太郎。写真:日刊現代/アフロ

高校野球の話題を独占しそうな佐々木麟太郎。写真:日刊現代/アフロ


入学直後からベンチ入りを果たすと184cm・113kgのたくましい体で左打席からホームランを連発。夏の甲子園出場はならなかったが、秋季大会ではチームの東北制覇に貢献。

全国デビューとなった昨年11月の明治神宮大会では初打席でホームランを放つなど、スター性も十分。チームはベスト4で敗れたが、佐々木は準決勝でもホームランを放ち、これで高校通算49本塁打となった。

非公式ながら高校通算本塁打歴代1位とされている清宮幸太郎(日本ハム)の記録が111本。清宮が1年秋の段階では22本しか打っていなかったことを考えると、この数字がいかに異常かが分かるだろう

東北大会優勝の花巻東高は、3月に行われる春のセンバツ大会出場が確実視されている。いよいよ甲子園デビューとなる佐々木が、どんな打棒を見せつけるかは大いに注目だ

ちなみに、佐々木の父は花巻東高・佐々木洋監督。いわゆる“親子鷹”である。そして、佐々木が中学時代に所属していたチームは硬式クラブチームの「金ケ崎リトルシニア」。監督は大谷の父・徹氏が務めている。いわば佐々木は家庭とクラブチーム、それぞれで大谷を育てた2人に教えを受けていることになる

大ブレイクした暁には、その育成秘話にも注目が集まりそうだ。菊池雄星に大谷、佐々木朗希など次々と大物選手が生まれる近年の岩手県。その系譜に足を踏み入れた佐々木麟太郎。

我々は今年、伝説の目撃者になれるかもしれない
 

[予測③]サッカーW杯での活躍を手土産に“天才”のビッグクラブ復帰を期待


2022年は4年に一度のサッカーW杯の年でもある。開催地は初の中東、カタールだ。

通常、W杯は欧州主要リーグ終了直後の6月〜7月に開催されてきたが、今大会はカタールの夏の暑さを避け、開幕は11月21日、決勝戦は12月8日の予定だ。そのため各国のリーグ戦は変則日程になり、チーム、選手のコンディション調整にも影響を及ぼしそうだ。

ただ、オミクロン株の感染拡大など、世界でコロナ禍が落ち着きを見せておらず、これが各地の予選などに影響を与えることも考えられるため、今となっては遅い時期の開催が不幸中の幸いとなっているようにも感じる。

さて、肝心の日本代表の展望だが、アジア最終予選の序盤で思わぬつまずきをしてしまい、崖っぷちの戦いが続いている。

現状グループ2位と出場圏内にはとどまっているが予断は許さない。グループ3位となりプレーオフに回る可能性もある。今はただ勝利を祈るのみだ。

予選を勝ち抜いて本大会出場を決めたならば、原動力として評価される可能性が高いのが存在感を増してきた若手、東京五輪世代だ

すでに予選では田中 碧や三笘 薫が日本の窮地を救うプレーで躍動。2人はそれぞれ欧州のクラブに移籍を果たし、さらなるレベル向上に挑んでいる。

本番のW杯でも注目したいのはここ。すなわちW杯後のステップアップである。

これまでもW杯は日本人選手のステップアップの機会になっていた。古くはW杯初出場となったフランス大会後は中田英寿がイタリアのセリエAに移籍。現役でも長友佑都はW杯の活躍が認められ、欧州へと移籍している。今回も、大きくキャリアアップする選手が生まれるかもしれない。

期待したいのは東京五輪世代の久保建英だ

ポジションはミッドフィールダーの久保建英。写真:なかしまだいすけ/アフロ

ポジションはミッドフィールダーの久保建英。写真:なかしまだいすけ/アフロ


2019年にスペインの名門、レアル・マドリードに移籍。その後はレンタル移籍したスペインの複数クラブで腕を磨いてきた。

天才少年も2022年は21歳になる。東京五輪ではたくましく成長した姿を日本のファンにも披露した。

所属クラブ、RCDマジョルカでも活躍するたびレアル復帰がささやかれている。W杯前の復帰もあり得るが、それが叶わなかった場合、次のタイミングがW杯後になる可能性は十分ある。

復帰を果たすということは、さらに実力を身につけ結果を残し続けたということ。W杯日本代表にとって喜ばしい結果をもたらした、という事実になれば最高である。

スキー、野球、サッカー、それぞれの注目選手が、違った形のブレイクをしてくれそうな2022年。

彼らがどのようなアプローチで、どのような成功を手に入れるのか。三者三様の歩みを、ぜひ楽しみにしてほしい。

※2022年1月4日時点の情報になります。
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田澤健一郎=文

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