[予測⑤] 省エネ基準が資産価値を左右する
省エネ住宅かどうかは今後、資産価値を左右することになりそうです。昨年12月に自民党が出した税制改正大綱でも明らかになりましたが、カーボンニュートラルの流れの中で、
借入限度額は省エネ性能の高いものほど手厚くしています。
これからは家の売り買いをする際に「省エネ」は耐震基準と同様、避けて通れなくなるポイントになるでしょうね。
ちなみに資産価値という点では、「
認定長期優良住宅」も注目しています。これは、「長期にわたり住み続けられるための措置が講じられた優良な住宅」と国が認めたもの。
新築時に耐震性、省エネ性などの基本性能に加えて、メンテナンス性も含めて総合的に高性能な住宅となっているので、売るときも高く売れる確率が上がりますし、住宅ローンの控除額も高くなっています。
[予測⑥] 都内は各駅停車駅が穴場!?
都内に住むなら、
各駅停車の駅の価値が見直されてきていると思っています。例えば、自由が丘みたいな商圏を近くに持つ、
各駅停車駅の緑が丘とか奥沢とか。下北沢周辺なら、
池ノ上や世田谷線の松陰神社前なんかですね。
会社に出社しないっていうことが当たり前になると、
家の近くで顔見知りを作るっていう価値が見直されていくと思うんです。
自由が丘のお店では接客してくれる店員が毎日違うけど、奥沢は途端にローカルになって、客も地元の人ばかり。ちょっと
語り合える人が近くにいるかどうかって、これからは大切になってくるんじゃないかと思います。
◇
これからの住まい探しは、ライフスタイルに合った場所選び、環境にやさしい住宅、ローカルとのつながりがキーポイントとなりそうだ。
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