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2022.01.13

ライフ

セダンやクーペが復権!? カーセンサー編集長に聞いた新車&中古車トレンド3選

「オーシャンズ的、2022年ヒット予測」とは……

トヨタ ランドクルーザーやホンダ ヴェゼルをはじめ、2021年はSUVの新型が続々と登場し、車好きを騒がせた。その一方で電気自動車時代が近づく足音はさらに大きくなってきた。

果たして2022年はどんな車が注目されるのか? 新車・中古車を問わず自動車マーケットに詳しいカーセンサー編集長の西村泰宏さんに予想してもらった。

語り手は……
 2005年にリクルートへ入社。2015年、自動車事業本部編集グループに異動し、現在は中古車情報メディア「カーセンサー」の編集長を務める。

2005年にリクルートへ入社。2015年、自動車事業本部編集グループに異動し、現在は中古車情報メディア「カーセンサー」の編集長を務める。


【2022年の車の流行予測はコレ!】
[予測① ]ガソリン車は今のうちに楽しめ!
[予測②] 真新しい中古車系と旧車系に二極化
[予測③] セダンやクーペが復権の兆し!?


[予測①]ガソリン車は今のうちに楽しめ!


2020年に続き、2021年もメルセデス・ベンツやBMW、アウディ等々から新型の電気自動車が登場しました。トヨタも2030年に年間350万台の販売を目指すと宣言。

今後ますます電気自動車は増えていくでしょうが、現状の航続可能距離を考えれば、街乗りや通勤が中心で、遠出はせず、自宅で充電できる人に向いていると思います。

出掛けた先で急速充電できるとしても30分はかかりますし、それで最大80%までしか充電できません。多くの人は50%を切ると「次はどこで充電しよう」とそわそわしてくるし、30%前後になるとまた充電……。

つまり、バッテリーの正味50%前後、本来1回の充電で航続できる距離の半分程度しか走りません。となればやはり遠出は難しい。

マツダが初めて手掛けた電気自動車「MX-30 EV」。

マツダが初めて手掛けた電気自動車「MX-30 EV」。


けれど、半分程度でも100km走る電気自動車なら、毎日の通勤や買い物には十分使えます。自宅で充電できれば出先でそわそわしなくて済むし、電気代もたかが知れています。そういった使い方ができる人にとって電気自動車は、従来のガソリン車とまったく違う新しい乗りモノ感がありますから、いい買い物ではないでしょうか。
 
一方で、今後は新しいガソリンやディーゼルエンジンを搭載した車がどんどん減っていくでしょう。なぜなら、ノルウェーでは2025年にはエンジン車の新車販売を禁止、EUでも2035年には禁止する方針だからです。

新エンジンの開発に5年かかるとすれば、今から作ってもEUでは8年程度しか販売できません。それなら既存エンジンの改良で凌ぐほうが効率的でしょう。
 
もしガソリン車やディーゼル車に乗りたいのであれば、今のうちに楽しんだほうが正解ではないでしょうか。


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