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2021.12.16

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駐車場1台分のスペースに置ける純国産のヒノキ小屋で、趣味も仕事もはかどる!

小さくてもいいから、自宅とは別の拠点がほしい。そんな夢を抱いている人が増えているらしい。
というわけで、探してきました。国産のヒノキ風呂ならぬ“ヒノキ小屋”を。

延床面積は8.8平方メートル、5.5畳程なので駐車場1台分のスペースにおける、その名も「コダマベース」。トレーラーハウスではないが4tユニック車があればどこへでも移動可能、山でも自宅の離れとしても設置可能な木造ハウスだ。
本体とウッドデッキのみのベースタイプ。294万8000円/みずのかぐ https://kodama-p.com/item/437/
小さくても贅沢な作りとなっていて、なんと木材の8割以上に高級木材とされているヒノキを使用。湿気や菌に強く、耐久力にも優れることで知られる木材で、由緒ある神社仏閣などにもヒノキが使われていることからも、その寿命の長さは実証済み。
一部に杉を使用しているが、フローリングやウッドデッキもヒノキだから触り心地も柔らか。ヒノキの香りにはリラックス効果があるので、集中する仕事場や趣味部屋としてもぴったりなのだ。

そんなコダマベースは、「コダマプロジェクト」という愛知や岐阜を中心とした異業種メンバーの集まりから生まれた。
木曽三川エリアの「上流の山」と「下流の街」の人々を、地域資源やモノを通じて繋ぐという取り組みで、コダマベースには、街の上流に当たる岐阜県東白川村の木材が使われている。
キャビネットがカウンターにもなるショップタイプ。349万8000円/みずのかぐ https://kodama-p.com/item/437/
コダマベースは家具なしの「ベースタイプ」、カウンターや棚のついた「ショップタイプ」、そしてスペースを活用できる「ロフトタイプ」の3種類から選ぶことができ、ベースタイプなら税込300万円以下とお手頃なのもうれしい。もちろん完成品で届くので、大きな手間がかかることもない。
収納スペースや就寝スペースにもなる? ロフトタイプ。316万8000円/みずのかぐ https://kodama-p.com/item/437/
いずれの小屋も大きなメイン窓が特徴で、窓枠は人が座れるほどワイド。ウッドデッキ共々、縁側代わりに寛げる。
実際、パン屋などの店舗やオフィス、施術所として活用する人もいれば、山の麓に構えた人もいる。別途家具のオーダーもできるので、まさに憧れのスペースを作り出せそうだ。
窓枠はベンチとしても使用できる幅感。
住宅業界に打撃を与えたウッドショックの影響もあって、熱視線が注がれている国産材。
コダマプロジェクト代表の水野照久さんは、「そもそも国産の木材のほうが日本の気候風土にも馴染みがよく、ポテンシャルが高い」と話す。
「ヒノキは宮殿に」とは日本書紀にある記述。そんな優れた建材で作るサードプレイス、今後の注目株となりそうだ。
 
[問い合わせ]
みずのかぐ 
052-795-1101
https://kodama-p.com/


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