▶︎すべての画像を見る アウトドアサウナやサウナカーなど、昨今のサウナブームでいろいろなタイプのサウナが出てきたが、ついに「茶室サウナ」まで登場した。
そう、上の写真は茶室ではなく、東京・日本橋に佇む施設「オー(OOO)」のサウナ室だ。
![最大3名まで利用できる「△(サンカク)の部屋」は5800円(80分/貸切り)~。2名以上1名追加で+2500~。最大6名まで利用できる「□(シカク)の部屋」は1万円(80分/貸切り)~。3名以上1名追加で+2500~。](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/39731/images/editor/b9282673c64714601bf04a0e8fbdd50fd5f85711.jpg?w=850)
最大3名まで利用できる「△(サンカク)の部屋」は、2名までの利用で9000円、3名利用で1万2000円(120分/貸し切り)。最大6名まで利用できる「□(シカク)の部屋」は3名までの利用で1万8000円(120分/貸し切り)。4名以上1名追加ごとに+3000円。写真は「△の部屋」。
「オー」にはふたつの貸し切り可能なスペースがあり、どちらも、畳が敷き詰められたサウナ室と、水風呂が設置された浴室、そして休憩スペースと、3つの空間で構成されている。
サウナ室は茶室、浴室を坪庭、休憩スペースを縁側と見立てデザインされているのだとか。
![浴槽から天井面への反射を活かし、庭の池に映る水面の揺らぎを表現。](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/39731/images/editor/2893514ca471cc672da03d591d15a064e137692a.jpg?h=932)
浴槽から天井面への反射を活かし、庭の池に映る水面の揺らぎを表現。
なるほど、和の雰囲気が詰まった空間で、いつもと違う“ととのい”の境地に達せそうな気もしてきた。
![90〜100度のドライサウナ。](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/39731/images/editor/a79eb6e389eeb3ed4a32c036d478cf32e9c3534c.jpg?w=850)
90〜100度のドライサウナ。
ところで、サウナと畳の組み合わせの何が最高かって? それは“ごろ寝”できることに尽きる。
通常のサウナでは、段々になったベンチに腰掛け汗を流す。横になったとしても木製ベンチでは固くて体が痛そうだが、こちらは柔らかな畳の上に寝っころがることができる。超気持ち良さそう!
体への影響においても、サウナ室では横たわるのがベストとされる。熱い空気は天井側に溜まるため、座った状態だと、足先が温まり切らないうちに頭がのぼせてしまうためだ。
そんなことからも、「サウナ&畳」は理に適った仕立てというワケ。
![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/39731/images/editor/3855b2f7d70f82f2494ff4dfba10c437230a182b.jpg?w=850)
また、自分好みの温度とタイミングでできるセルフロウリュも可能だ。
![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/39731/images/editor/29bf1a194b86ade324385bd3a39022cae2f37e49.jpg?w=850)
で、こんな和の雰囲気を堪能したら、サウナ後はビール、ではなく茶で締めたい。
おすすめは、抗酸化作用のあるカルダモンをブレンドした爽やかな白茶(800円)。添えられた削り鰹節の塩分がサウナで汗を流した体に染み渡る。
どんどん進化していくサウナスタイルだが、“畳でゴロ寝”サウナは実に日本人らしい選択肢としてハマってしまいそうだ。
[問い合わせ]オーhttps://ooo-sauna.com