まもなくウィンタースポーツのシーズン開幕! もしも今年、スノーボードウェアの新調を考えているなら、「デンハム」の別注コレクションをお見逃しなく。
クラフツマンシップが息づく、オランダ発のデニムブランド、デンハム。近頃はさまざまなブランドとの共作にも精力的で、スノーボードウェアブランド「241」に別注した新作コレクションもそのひとつだ。
241を立ち上げたのはプロスノーボーダーのマイク・バシッチ氏。「スノーボードのために必要なものは自ら作る」という考えのもとウェアをデザインしている。そんな彼の考え方にデンハムが共感し、今回の別注が実現した。
完成したアイテムは、どれも本格スノーボードウェアとしてのスペックを備えながら、タウンユースでも活躍する気の利いた仕上がりになっている。
例えばこちらのアウター。
まず目が行くのはフロントポケットのデザインだ。デンハムの手が加わったことで、ミリタリーテイストなルックスにアレンジされている。
フロントジップを開けるとデンハムのハサミが覗くのも、さりげなくていい。
もちろん機能は申し分ない。雪山でのあらゆる天候をカバーする「ゴアテックス」を表地に、裏側には保温性に優れる起毛ライナーを採用。
そのほか、衣服内の温度調整に便利なベンチレーションや、体の動きを邪魔しないシルエットを生み出す特殊パターン構造など、そのスペックはすこぶる高い。
その反面、着丈はこの手のアウターとしては短めに設計されており、雪山だけでなく街中でも映える汎用性にひと役買っている。
スノースポーツでは定番のビブパンツも別注ならではのアレンジが効かせた。
「ゴアテックス」を採用してることや、雪の侵入を防ぐハイウエスト設計など機能面の優秀さもさることながら、パンツのシルエットはカーゴパンツのそれ。
両サイドのポケットも形状、配置ともに絶妙で、いいアクセントになっている。
このほかにも、両者のブランド名を融合させたオリジナルグラフィックが印象的なフェイスマスクや、ゴアテックス製のハットなど、小物まで揃った充実のラインナップだ。
発売は11月19日(金)。スノースポーツシーンに止まらない多用途性を特徴とする「241」と、デニムをベースにワークウェアの可能性を追い求める「デンハム」。彼らのフィロソフィーが見事にマッチした別注コレクションは、今年のスノーシーズンの主役候補としてチェックしておいて損はないだろう。
[問い合わせ]デンハム・ジャパン03-3496-1086外山壮一=文