暑さもようやく落ち着いてきて、そろそろニットが恋しくなる頃。
上質ニットの代表格といえば「ジョン スメドレー」だが、今秋、その新アイテムとして届いたのは……
ニットではなく、“木”……?
崩れたジェンガにも見える木製のブロック。実はコレ、ニットをケアするために作られた専用プロダクトだ。
佐賀県にあるブランド「クス ハンドメイド(KUSU HANDMADE)」が手掛けたもので、今回特別にジョンスメのブランド名を刻印してリリースされる。
衣替えで1年ぶりにニットを着ようとしたら虫食い穴を発見したこと、ありますよね?
「家はキレイにしてるし、大丈夫でしょ」と思っていたら大きな間違い。年中快適な今の家は、虫にとっても快適な住環境。ニットをはじめ、大切な衣類はしっかりケアして損はない。
そこでジョンスメの木、もとい「エコブロック」の出番である。
衣類の虫対策といえば、防虫剤を忍ばせるのが一般的だが、使用期間を過ぎたら取り換える必要があったり、特有のニオイが気になったりもする。
だが、エコブロックは、日本人にとってなじみの深い樹木・楠の端材を使用した天然の衣類用防虫材。取り替えは不要だし、当然、木のいい香りでニオイが気になることもない。
使い方だって簡単だ。タンスや衣装ケースの中に、ニットと一緒にエコブロックを3~4個放り込むだけ。
この木が防虫効果を発揮し、ニットの天敵である虫食いを防いでくれる。
楠は、その葉や枝に防虫成分「カンフル(樟脳)」が含まれており、古くから“虫除けの木”として重宝されてきた。合成品や化学薬品にはない独特の自然香は、消臭効果だけでなくリラックス効果もある。
取り替え不要といっても、もちろん、使い続ければ木の香りは弱くなってくる。
だがこのエコブロックは、付属のカンフルオイル(クスノキオイル)を塗れば、木の香りをつけることができ、長く使い続けられる。森林浴をしているかのような心地の良い香りなので、ルームフレグランス代わりにするのもオススメだ。
本来廃棄される予定の楠の端材を有効活用した、サステイナブルなアイデア商品といえる。
さて、ニットの虫食いに話を戻すが、忌まわしき衣類害虫は、気温15度〜25度で活動が活発になるらしい。ってことは、この時季にこそしっかり対策しておくことが大事なのだ。
大切なニットを長持ちさせるために、ジョンスメから届いたケアアイテム。ニット思いの“木”で、気になる虫食いとはおさらばしよう。
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リーミルズ エージェンシー
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