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2021.10.06

からだ

まずは1カ月で4kg減を目指せ!「白米ダイエット適性診断」14のチェックリスト

1日2合以上の白米を食べて減量に成功し、2015年にはWBC世界ライトフライ級チャンピオンのベルトを手に入れた木村 悠さん。(チャンピオンになるまでの過程は前編をご覧あれ!)
木村 悠●1983年千葉県生まれ。元ボクシング世界チャンピオン。株式会社ReStart代表取締役。仕事とボクシングの二刀流で「商社マンボクサー」として注目を集める。2014年ライトフライ級日本タイトル、2015年WBC世界ライトフライ級チャンピオンの座に輝く。著書『ザ・ラストダイエット』(集英社)。
現役を退いた今、自身の成功体験をもとに確立した「木村式ダイエット」を提供している。これは白米ダイエットをメソッド化したもので、数々のメリットを得ることができる。
今回は、白米中心の食生活を実践する心得を伝授してもらった。この「14のチェックリスト」をクリアできれば、1カ月で4kg減も余裕らしいゾ。
 

オーシャンズ世代に白米ダイエットを勧める理由


「木村式ダイエット」に参加した100人中、私的な理由で離脱した人を除いた93.5%が1カ月でマイナス3kg以上を実現。しかも、リバウンドもゼロ。
誰でも簡単に続けられることを裏付ける数字だが、「痩せること以外にも伝えたいメリットがあるんです」と木村さんは言う。
「白米ダイエットで得られる成果は減量だけではありません。栄養をムダなくしっかりとることで体が健康になり、本来あるべき姿へ戻っていきます。
それによって仕事のパフォーマンスが上がったり、睡眠の質が高まったりと、生活全体に良い影響を及ぼすんです。働き盛りのオーシャンズ世代にこそ、試してほしいですね」。
現役時代の木村さん。
事実、木村式ダイエットにチャレンジする人には男性経営者も多いという。
とはいえ、向き不向きは何だってある。白米ダイエットに自分が適しているかどうか、14のチェックリストで診断してみよう。
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白米ダイエット適性診断。14のチェックリスト

まずは「1カ月なら続けられそうだ」と思うものにチェックしてみよう。
□ 1. 朝・晩、体重計に乗る
□ 2. カロリーを無視する
□ 3. よく噛んで食べる
□ 4. 1日2食、白米を食べる
□ 5. ごはんとおかずを6:4に
□ 6. 薄味を心がける
□ 7. お酒の量は控えめに。おつまみは減塩で
□ 8. お菓子を減らす
□ 9. 1日1回お腹を鳴らす
□ 10. 1食につき1種類のタンパク質にする
□ 11. エスカレーターをやめて階段を使う
□ 12. 水を1日2リットル以上飲む
□ 13. 「できない、痩せられない」を口にしない
□ 14. 痩せた先の目的を設定する
この適性診断リストでチェックの数が多ければ多いほど、1カ月で4kg減への道が開く。その理由を木村さんに一つずつ解説してもらった。

1. 朝・晩、体重計に乗る
「朝と晩、体重計に乗って変動を見ることで、代謝がちゃんと働いているかどうかが分かります。ただ、最初の2週間は体重が増えても気にしないでください。
普段炭水化物の量を減らしている人は、白米を食べ始めると一時的に体重は増えます。でも、それは脂肪が増えているわけではなく、グリコーゲンという糖質が体内に溜まっているだけ。2週間が過ぎて行くと、痩せるリズムができていきます」。
2. カロリーを無視する
「カロリーという考え方は無視してOKです。例えば、1000kcalのカップラーメンと1000kcalのバランスの取れた食事だったら、同じカロリーでも後者を選んだ方が確実にいい。
ようは、消化が良くて胃腸に負担の少ないもの。そして、エネルギーになりやすいものを食べることがダイエットの鉄則です」。
3. よく噛んで食べる
「食事中、“箸を置いて、20回噛む”をやってみてください。よく噛んで食べると消化と吸収が早く、それだけエネルギーになりやすいので。
急いで食べると消化する胃腸に負荷がかかり、大切な栄養素も浪費してしまいます。僕も現役時代は30分くらい時間をかけて、ゆっくり食べていました」。

4. 1日2食、白米を食べる
「白米の力を最大化したいので、最低でも1日2食、可能であれば3食、白米にしてください。パンやパスタの量は極力減らします。
糖質制限をしてきた人は胃がびっくりしてしまうので、1日500g前後からスタートしてみましょう。朝150g、お昼を250g、夜を150gといった感じに。お茶碗1杯がだいたい150gです」。
5. ごはんとおかずを6:4に
「白米ダイエットでは、食事のメインは白米です。そして、ゴールデンバランスは白米6に対し、おかず4
おかずには塩分と脂質が多く、たくさん食べると胃腸の消化に負担がかかります。白米に十分な栄養が含まれているので、おかずで脂質とタンパク質を少し追加するという意識ですね」。

6. 薄味を心がける
塩分と脂質のとり過ぎに注意しましょう。むくみの原因になるほか、代謝を下げたり、胃の動きを鈍くしたりします。何gと細かく設定するより、薄味を心かげていれば大丈夫です。
ちなみに食品添加物も避けるようにしてください。エネルギーにならず体内に残留する性質があるほか、それらを排出するために、ビタミンやミネラルが浪費されてしまいますから」。
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