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2021.09.09

あそぶ

ハイカーズデポ代表に聞いた、オススメのウルトラライトな登山リュック5選

ハイキングスタイルのひとつとしてアメリカで生まれた「ウルトラライト」=UL。軽いってことは分かるけど……それって結局どういうこと? 何がすごいの?
そんな疑問を解決すべくハイカーズデポ 代表の土屋智哉さんを直撃!オススメの“UL”なリュックも聞いてきた!
 

リュックが“UL”なら山がもっとFUNになる

ハイカーズデポ 代表
土屋智哉さん
「もともとは数百〜数千kmのトレイルを一気に踏破する、アメリカのスルーハイカーたちが生んだスタイルです」と言う土屋智哉さん。では今の、日本でのULの重さの基準は?
「無雪期の山を2〜3泊で、ベースウェイト(水や食料などの消費材を除いた重さ)は5kg以下でしょうか」。それなら我々もラクに登れそう。
「ULは板一枚で海と遊ぶサーフィンに似ています。できるだけシンプルな装備でより深く自然にひたること。その考え方こそULの本質なんですよ」。なるほど!ではオススメのリュックはありますか?
“ウルトラライト”を極める名店「ハイカーズデポ」代表に聞いた、今使うべき激軽・登山リュック5選
「トレイルバム」のバマー。389g。H54×W26×D13.5cm 1万7600円/トレイルバム(ハイカーズデポ 0422-70-3190)
「まず外せないブランドがトレイルバム。なかでもバマーこそULリュックのトラッドです」。シンプルな構造とフロント&サイドのメッシュポケットが特徴。
「ジマービルト」のパイカパック。340g。H50×W25×D14cm 2万5300円/ジマービルト(ハイカーズデポ 0422-70-3190)
そしてそのバマーの系譜に連なるのがパイカパックだ。「細身でスッキリ。2010年代のULリュックの形ですね」。
「ゴッサマーギア」のKUMO 雲。590g。H56×W28×D12cm 2万6400円/ゴッサマーギア(ハイカーズデポ 0422-70-3190)
続いてゴッサマーギアのKUMO 雲。「UL界の巨人グレン・ヴァン・ペスキー氏が、日本でのハイキング経験を踏まえて製作したもの」。軽さと強度のバランスが秀逸だ。
 
「山と道」のミニ。395g。H49×W30×D14cm 3万800円/山と道(ハイカーズデポ 0422-70-3190)
「そして日本が誇るULリュックが山と道のミニです。背面パッドやウエストベルトが付きますが、不要なら外せる。この“選択できる”という視点が素晴らしい」。
「パランテ」のデザートパック。590g。H49×W30×D16cm 4万700円/パランテ(ハイカーズデポ 0422-70-3190)
最後はパランテのデザートパック。今最もエッジなULリュックのひとつだとか。「軽く小さく、シンプル。荷物を下ろさず歩き続けるハイカーのためのモデルです」。
自分に合うリュックをあれこれ探すのもULの楽しさなのである。
ULを極める名店「ハイカーズデポ」

住所:東京都三鷹市下連雀4-15-33 日生三鷹マンション2F
電話番号:0422-70-3190
営業:12:00〜20:00 火曜休
https://hikersdepot.jp
※商品の重量およびサイズは実測値。
小林昂祐=写真 石黒亮一、平 健一=スタイリング 加瀬友重=編集・文


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