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■ダットサン仕様のフェアレディ

大正時代に快進社が開発した「脱兎号」が由来の「DATSUN(ダットサン)」。フェアレディ2000は1967年に追加された2Lエンジンを搭載したモデル。写真は1968年式で車両本体価格715万円/ヴィンテージ宮田自動車 www.japan-vintage.com
ダットサン フェアレディ2000
海外で人気のあったブランド、ダットサンだが、国内でもダットサンブランドで販売されていたモデルがある。その1台がフェアレディだ。
写真の通り見た目の美しいふたり乗りオープンカーだが、「フェアレディ2000」は当時の上級セダンであるセドリック/グロリアにも搭載されていた2Lエンジンを採用。最高速度は国産車初となる200km/hオーバーの205km/hと、当時を代表するスポーツカーでもあるのだ。
デビューした1967年に日本グランプリに参戦すると、いきなり1位〜3位を独占。後継車のフェアレディZに引き継ぐまで、同レースではすべて優勝していた。美しいだけでなく、強くもあった“レディ”だ。
 

■アバルト初の量産車は実はオープンだった

稀少なアバルトの750GTスパイダーザガート。写真は1960年式で車両本体価格は応相談/コレッツィオーネ www.collezione.co.jp
フィアットアバルト 750GTスパイダーザガート
フィアットアバルトの750GTスパイダーザガートは、まだ街のチューニング屋だったアバルトが、初めて自社の量産車として生み出したモデル。
ベースはフィアット600で、数字からわかるように、633ccから747ccまで排気量を拡大し、最高出力を約2倍に高めたモデルだ。同型のセダンタイプだったアバルト750GTベルリーナはレース界を席巻。アバルトの名を一気に世に知らしめることになった。
写真はアバルトから依頼を受けてカロッツェリア(ボディのデザインや製造を行う業者)のザガートが手掛けたスパイダー。台数がとても少ないため、中古車価格は高値で推移している。


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