撮影スタジオから購入した当時の勇姿写真。子供の頃から運動が得意だった舞さん。中学高校時代は陸上部に所属し、高校では三段跳びで埼玉県7位に入賞した。
「遠くまで飛ぶコツは、踏み切るときにいかに踏ん張れるか。スクワットとかで脚を超鍛えて、片足だけで100m飛び続ける練習もしましたね(笑)」。
接客やサービスが好きだったこともあり、大学卒業後は飲食チェーンに就職。その後、得意の英語を活かそうと今の会社に転職した。なお、「サクラホテル」は神保町の他に池袋、幡ヶ谷、日暮里、浅草にもある。最初の配属先は浅草だった。
浅草時代の記念写真。「これはコロナが流行り始めた頃で、自分の国に帰れないメンバーたちです。家族のように仲良くなっていました。右から2番目のアルゼンチンの方は、まだ日本にいらっしゃって、たまに神保町に遊びにきてくれます」。
「サクラホテル幡ヶ谷」にはムスリムの人たちが使うお祈り部屋も。同僚の篠原絢子さんにも話を聞こう。舞さんってどんな人ですか?
「やさしくて明るい漫画オタクです(笑)。お部屋には溢れるぐらいの漫画があると聞いています。私ですか? 今は『はたらく細胞』にハマっています」。
制服の丈をやたらと気にする舞さん。そうだ、舞さん。「サクラカフェ」では世界の旅人直伝の料理を食べられますが、逆の立場で海外で日本の味を伝えるとしたら何にしますか?
答えは即答で肉じゃがだった。
「ずっと火をつけて煮込むのではなく、ある程度煮込んだら余熱で食材を柔らかくするんです。そのほうが、味がより染み込みます」。
若き支配人は漫画と同じぐらい料理も好きでした。本の街、神保町で世界の息吹を感じられるスポットがあったとは。では、最後に読者へのメッセージをお願いしますね。
勢いのある筆致で「サクラ」も添えてくれました。 【取材協力】サクラカフェ神保町住所:千代田区神田神保町2-21-4電話番号:03-3261-3939www.sakura-cafe.asia/jimbocho/「看板娘という名の愉悦」Vol.150好きな酒を置いている。食事がことごとく美味しい。雰囲気が良くて落ち着く。行きつけの飲み屋を決める理由はさまざま。しかし、なかには店で働く「看板娘」目当てに通い詰めるパターンもある。もともと、当連載は酒を通して人を探求するドキュメンタリー。店主のセンスも色濃く反映される「看板娘」は、探求対象としてピッタリかもしれない。
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石原たきび=取材・文