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看板娘、登場

「お待たせしました〜」。
那覇市のお隣、豊見城(トミグスク)市で生まれ育ったギミさん。
昨年6月に上京し、都内の美容系専門学校に通う19歳だ。ギミとは苗字の大宜見(オオギミ)から取られたニックネームとのこと。
タコスとタコライスはサイズが選べるのがうれしい。
ギミさんと相談しながら、完成したラインナップは「琉球タコス2ピース」(680円)、「ハワイアンガーリックシュリンプ」(1280円)、「海ぶどう」(580円)という最強の布陣。
遠く南国に想いを馳せる。
タコスをひと口齧って驚いた。生地自体がもっちりパリパリで美味しいのだ。バターが香るシュリンプは本場ハワイの味そのもの。海ぶどうは沖縄から取り寄せている。
独自のスパイスが効いたミートとサルサソースは中毒性がある。
ありがたく食べ終わってからギミさんに話を聞いた。それによると、お洒落なお母さんの影響で、小学生の頃から見よう見まねでメイクをしていたそうだ。
「母の化粧道具を使って、こっそりやっていたんです。『眉毛を整える』という意味がよくわからないまま、大胆に切ってめちゃめちゃ怒られました(笑)」。
沖縄の伝統な民族衣装、「琉装」で2つ上のお姉ちゃんと七五三。
「豊見城には那覇空港からいちばん近いリゾートビーチがあって、家から歩いて10分ぐらいなんですよ。中学生のときは部活帰りに友だちと立ち寄って、ジャージとかで海に飛び込んでいました(笑)」。
水着を着ているのは観光客、普段着で泳いでいるのは地元民。一目瞭然で見分けられるという。
空港から車で約15分の「美らSUN(ちゅらさん)ビーチ」。
高校生になると、メイク熱はさらに加熱。放課後にクラスメイトと一緒にハロウィンメイクをして遊んだこともある。
そのときの写真も見せてくれた(左端がギミさん)。


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