レッスン3:水餃子を焼く!
餃子愛が溢れて「随園別館」の歴史を聞き出し、名物の水餃子でその焼き餃子を再現したガクさん。水餃子ならではの皮のもっちり感と焼き目のパリっとした食感の両方を活かすべく、こちらのメニューには「両面焼き」を採用。
「随園別館の水餃子の特徴はこの丸い形。この中にしょうがの効いた肉汁がたっぷり含まれています。焼くときに肉汁を守る皮が破れないように、フライ返しで軽く押し付けるのがポイントです」。
餃子超人による「随園別館の水餃子を上手く焼くコツ」
1)鍋にたっぷり湯を沸かし、
餃子を表示時間より2分ほど短くゆでる。
2)ゆで上がる直前にフライパンを熱して
サラダ油か米油をひいておき、ゆで上がった餃子を並べて焼く。
3)中火で熱し、
フライ返しで軽く押さえつけるようにして焼き目がつくまで焼く。反対側も同じように焼き目をつけて、皿に盛る。
4)黒酢と千切りしょうがで食べるのがオススメ。
一度ゆでてから焼いているので、厚手のムッチリした皮の食感と表面のパリッと感が両立。パリッムチっと皮をかじれば、肉汁じゅわ〜。これは美味い!
「随園別館の水餃子は皮に負けない肉感たっぷりの餡で、男子も満足のボリューム感。それを焼くわけですから美味くないわけがない!
でもこれは店のメニューにはないわけで、お持ち帰りだからこそできる、ロマン溢れる食べ方なのです」。
餃子超人プロフィール オガサワラガク 1987年東京生まれ。10年勤めたアパレル会社を昨年退職し、餃子愛好家へ転身。全国の餃子の食べ歩き記録をinstagram(@kebab)と自身が運営するサイト「今夜も餃子とブギーバック」にて紹介している。最近は、食べ歩くだけでは飽き足らず、理想の餃子を追求するため夜な夜な餃子作りに励んでいる。 |
「ウマい餃子術」とは……
老若男女、店でも家でも人気の食事=餃子。冷凍なり、取り寄せなり、美味い餃子を手に入れたら、それを上手く食べたい。その秘訣を、週8で餃子を食す超人・オガサワラガクさんに訊く。
上に戻る 渡辺修身=写真 川瀬佐千子=編集・文 UTUWA=撮影協力