餃子超人による「美味い餃子の上手い焼き方」
1)まず、
焼く前に餃子についている余分な粉を落とすこと。
2)フライパンを中火で熱し、油をひく。「赤坂珉珉」の餃子はしっかり濃厚系なので、香りの強いごま油などより、
あっさりしたサラダ油や米油がオススメ。野菜中心のさっぱり系の餃子なら、ごま油でも◎。
油をひいたら
火を止めて、餃子を並べる。火をつけっぱなしで並べると焼きムラが出るので、火を止めること。また、
並べる際に餃子で油を広げるように、しっかりと餃子の底面に油をなじませるのがポイント。
3)均一の焼き目が付くようにフライパンを軽く揺すりながら中火で熱し、軽く焼き目をつけたら、
熱湯150〜200mlを餃子全体にかかるように注ぐ。だいたい餃子の1/3が浸かる程度。蓋をして6分蒸す。
4)蓋をとり、
残った水分をキッチンペーパーで吸い取る。水分が飛ぶまで蒸すと皮が柔らかくなりすぎるので、吸い取ってしまうのがよい。
5)全体に
油(サラダ油か米油)を多めにまわしかける。餃子の間に流し込むようにすると、焼き上がりに餃子同士がきれいにはがれる。フライパンを揺すって餃子とフライパンがくっつかないよう動かしながら、焼き目をつける。
6)皿をかぶせて余分な油を切り……。
7)フライパンを返して皿に盛る。家でももちろん“酢こしょう”で食べよう!
見よ、このおいしそうな焼き目を! 餃子超人の指導の通りに焼けば、きっとあなたの家でも専門店みたいに美しく焼きあがるはずだ。
「最初に粉を落としましたが、
冷凍の餃子の場合、霜がついていることもあるので
霜もしっかり落とします。霜がひどい場合は水洗いすることもあるくらい。また、フライパンにしっかり餃子の底が密着することで焼き目がきれいに付くので、並べながら油をなじませるのもお忘れなく!」。
上手な焼き方をマスターしたら、次回は店では絶対できない自分好みの「タレ」の作り方を伝授! 乞うご期待!
餃子超人プロフィール オガサワラガク 1987年東京生まれ。10年勤めたアパレル会社を昨年退職し、餃子愛好家へ転身。全国の餃子の食べ歩き記録をinstagram(@kebab)と自身が運営するサイト「今夜も餃子とブギーバック」にて紹介している。最近は、食べ歩くだけでは飽き足らず、理想の餃子を追求するため夜な夜な餃子作りに励んでいる。 |
「ウマい餃子術」とは……
老若男女、店でも家でも人気の食事=餃子。冷凍なり、取り寄せなり、美味い餃子を手に入れたら、それを上手く食べたい。その秘訣を、週8で餃子を食す超人・オガサワラガクさんに訊く
。上に戻る 渡辺修身=写真 川瀬佐千子=編集・文