革ジャンには、どんなイメージを抱くだろうか?
「格好いいけど、真冬に着るには痩せ我慢が必要だ」。そんな先入観……いや、実感があるはずだ。なぜなら、一般的に防風性には長けているが、保温性は持ち合わせていないから。
しかし、そんなのはもう過去の話。「ポストオーバーオールズ」のレザージャケットを見よ!
アメリカンワークウェアをこよなく愛するデザイナー、大淵 毅氏が手掛けるポストオーバーオールズ。今作は2010年以来のリリースとなる「クルーザー」の新作で、初のメイド・イン・ジャパンで復活を遂げた。
表地に使用したのは、国内有数の工場でタンニン鞣しされたプレミアムなゴートスキン。銀面の綺麗なシボと柔らかくてしなやかな肌触りが特徴で、着込むことで生まれる独特の味わいも魅力のひとつだ。
ここからがいよいよタネ明かし。なんと、この表地と、コットン100%のポプリンを採用した裏地との間に、小松マテーレの保温性機能芯地を挟み込んでいるのである。結果、革ジャンながら冬でもホットな保温性を実現できたってワケ。
デザインにも緻密な計算が垣間見える。
従来のヴィンテージワークウェアには存在しない、左右非対称の3ポケットにすることで機能性を確保。ヴィンテージ風でありながら、使い勝手にも配慮された1着なのだ。
発売は11月中旬から。シックな印象のブラックもラインナップする。
固定観念を覆す、ポストオーバーオールズの革ジャン。これなら「お洒落は我慢!」などと言わずとも、真冬も暖かく、かつ格好よく過ごせそうだ。
[問い合わせ]ポストオーバーオールズ03-5942-1545POW-DER=文