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2020.11.10

「もはやひとつの“文化”なんですよ」。工業デザイナーにとって憧れのローバー・ミニ

俺のクルマと、アイツのクルマ
男にとって車は名刺代わり。だから、いい車に乗っている人に男は憧れる。じゃあ“いい車”のいいって何だ? その実態を探るため「俺よりセンスいいよ、アイツ」という車好きを数珠つなぎに紹介してもらう企画。

■13人目■
角南健夫さん(47歳)
スナミタケオ。工業デザイナー。メーカー勤務後、2002年に自身の会社「TSDESIGN」を設立。家具、家電、玩具、自転車、ロボットなど、幅広い工業分野の製品デザインを行っている。自身のアウトドアブランド「MONORAL」では、キャンプ用品のほか、自転車も手掛けている。

ローバー・ミニ■
1952年にブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)で開発された「ミニ」。すぐにビートルズやエリザベス女王に愛され、’60年代にはブリティッシュカルチャーのアイコン的存在に。その後イギリスの自動車産業再編により、ミニは80年代にローバー・ミニを名乗るようになる。角南さんのミニは、ローバー時代の最終型である2000年式で、2001年からはBMWが新たな「ミニ」を開発。ローバーまでの時代のミニは「クラシックミニ」と呼ばれている。



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