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40歳まで、車要らずの自転車生活

【写真12点】「工業デザイナーにとって憧れのローバー・ミニ」の詳細写真をチェック

車の好みを聞くと、「新しい車で、自分が手を出せる車って、あまり無いんですよね」という。

古い車でいいですよ、と答えたら「ワズやラーダニーヴァのSUVとか…」と、いきなりマニアックなロシア製の車が挙げられた。
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ただでさえ2000年式のローバー「ミニ 」の最終型に乗る角南さんだ。これは昔から数々の車に乗ってきたのでは、と思いきや、免許は40歳になってから取得したという。

「それまでは自転車で事足りていましたから」と角南さん。

学生の頃は春や夏など長い休みを利用して、輪行(電車に自転車を載せて移動)もしながら、日本各地を駆けめぐっていたという。地面にシートを敷いて寝袋に包まる野宿も含め「年間で100泊くらいしたこともあります」。



家電やインテリア雑貨、ロボットなど、多様な工業製品のデザイナーである角南さん。企業などから依頼されてデザインする、というのが基本的な仕事の流れだが、「自分で作ったモノを自分で売ってみたくなったんです」。

そこで2010年から始めたのが、自身のアウトドアブランド「MONORAL」。そのコンセプトは、気が向いたらサッと出掛けて、撤収も簡単。そんな自由なキャンプスタイルに合う道具をデザインし、販売することにした。



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