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ナッツとヨーグルトは空腹レスキュー隊

とはいえ、16時間のあいだ何も食べてはいけないと思えば、ちょっと口寂しくなってしまいそうだ。そこは青木先生も鬼ではないようで、「ナッツとヨーグルトは食べても大丈夫です」とありがたいお言葉も。



「ナッツってスーパーフードなんですよ。『The New England Journal of Medicine』という医学雑誌に“ナッツを習慣的に食べている人は、食べていない人と比べて20%死亡率が減る”という研究データが掲載されました。

さらに、ナッツに含まれる不飽和脂肪酸は、血中の中性脂肪やコレステロール値を下げたり、悪玉コレステロールを減らす効果もありダイエットにも健康にも良いんです。塩分を含んでいない素焼きのナッツをレスキュー的に摂取しましょう」。

ちなみに、ナッツであれば、どれでも同じような効果が期待できるという医学論文もあるそうだ。
「ナッツが苦手な人はヨーグルトをレスキュー隊にしてください。少量でも空腹感が和らいで、体に必要な栄養素を補給できて腹持ちもいいですから。でも効果をしっかり出すには、レスキュー隊の出動を減らしていくことが理想ですね」。



空腹の時間が12〜14時間程度でも、体内の脂肪は燃焼し始めるので、最初は無理をしなくていいと青木先生は言う。8時間以内の食事が難しければ10時間からのスタートでもいいし、毎日が厳しければ、週に何日か実践するだけでも効果はあるそうだ。

「最初の1カ月は空腹の時間が辛かったり、食べてもいい8時間の間に必要以上にドカ食いしてしまったりするかもしれません。でも次第に慣れてきますし、続ければ必ず結果が出ます。我慢しすぎず、まずは無理なくできる範囲で試してみてください」。

勘のいい人はお気付きかもしれないが、この「8時間食事術」は、16時間の「ファスティング」をすることが成功の秘訣なのだ。これを「間欠的ファスティング」というそうで、脂肪を燃やすだけでなく、体の内側から若返り、病気や老化を遠ざける効果もあるのだとか。

世界でも注目を集めているこのファスティング方法、さらなる詳細は後半で

七瀬あい=取材・文

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