コンビニでも熱々な一杯が飲めたり、カプセルをセットしてボタンを押すだけで美味しい一杯が淹れられたり。今は、美味しいコーヒーが手軽に飲める便利な時代になった。
ところで、あのコカ・コーラからもコーヒーメーカーが発売されているのをご存知だろうか? その名も「アンドドリップ(&Drip)」。このコーヒーメーカーは、従来のカプセル式コーヒーとは明らかに一線を画した優れものである。
「アンドドリップ」は、日本人が昔から愛してきた「喫茶店のマスターがじっくりハンドドリップした、ブラックが美味しいコーヒー」を目指して設計されている。そのため、コーヒー豆やフィルター、ドリッパーなど、ドリップコーヒーに必要な要素のすべてが、たったひとつの特殊設計カプセルに詰め込みまれている。
喫茶店のマスターといえば、シブい顔して“の”の字を描くように丁寧にお湯を注ぐ姿が思い浮かぶ。
「アンドドリップ」のカプセルは、カプセルの側⾯に溝を⼊れることで、カプセル全体に均⼀にお湯が⾏き渡るような工夫が凝らされている。この工夫が、円を描くようなマスターのハンドドリップを再現し、コーヒー⾖の⾹りや旨味を余すところなく抽出してくれるのだ。
カプセルはコーヒー最大の弱点である“酸化”を最大限に防止するべく、カプセル内の酸素濃度を1%以下に保つようにパッケージ。また、フレーバーによって抽出温度・湯量・ドリップ時間を検証し、ベストなバランスを自動で設定してくれる。
もちろん、自分でハンドドリップするより遥かに手軽。以前、とあるバリスタから「現代のドリップは化学と同じ」という言葉を聞いたことがあるが、緻密に検証・設計されたコーヒーメーカーだけあって、その味は確か。
特に、ブラックは強めの苦味が優しい香りを残しながらスーッと引いていく、まさに“喫茶店のコーヒー”を彷彿とさせる味わいに仕上がっている。
インテリアに馴染む洗練された見た目も心をくすぐる。それもそのはずで、デザインは、ニューズウィーク誌で「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれた佐藤オオキ主宰のデザインオフィス「nendo」が監修している。
お手入れが簡単なのもうれしいポイントだ。インジケーターが点滅した段階で、機体内に水が残っている状態で洗浄ボタンを押せば、「アンドドリップ」自らがクリーンアップしてくれる。
クラウドファンディングのテスト販売では、初期生産分の400台が1週間で完売。今は楽天市場やAmazonからも購入できるので、喫茶店の味を知る昭和生まれなみなさんには、ぜひ一度体感していただきたい。
[問い合わせ]アンドドリップ お客様センター0120-331-085市川明治=文