TIPS8:地面への直置きと日向を避けること
天気の良い日の日向や地面は想像以上に暑くなる。保冷剤のしっかり入ったクーラーボックスでも、その影響は小さくない。
日陰を選び、コットなどに置いて地面から離してあげるのが正解だ。
TIPS9:食材用と飲み物用を別々に分ける意味
どれだけ性能の高いクーラーを使っていても、蓋を何度も開け閉めしてしまうと、せっかく冷やした空気が逃げてしまう。保冷効果を長持ちさせるには、いかに開閉回数を減らせるかも大切だ。
そこで、食材用と飲み物用とでクーラーボックスを分けて2個持ちするといい。必要なものがひと目でわかるので、蓋の開け閉めを最小限に留められる。
TIPS10:溜まった水は捨てずにキープする
使っているうちに、氷が溶けてクーラーボックスの底に水が溜まってくる。この水をすぐに捨ててしまう人もいるが、ちょっと待った。水は捨てずにキープするのが正解。
氷が残っているうちは、底にある水の温度は限りなく0℃に近く、保冷を助けてくれる。中に氷が残っているか、なくなったかを、水を抜く判断の目安にしよう。
TIPS11:エコバッグ代わりとして日常の買い物にも活用しよう
ビニールバッグが有料化されてから、エコバッグを活用する人が増えた。小さめのソフトクーラーなら、エコバッグ代わりに買い物に使うのにもぴったり。保冷剤を1個入れておけば完璧だ。
普段から使い慣れておくと、いざキャンプに行ったときにもスムーズに扱うことができるはず。ほかのキャンプ道具と併せて、日常生活でもクーラーボックスを積極的に活用しよう。
[問い合わせ]ビッグウイング06-6167-3005www.bigwing.co.jp連載「Camp Gear Note」一覧へ「Camp Gear Note」90年代以上のブームといわれているアウトドア。次々に新しいギアも生まれ、ファンには堪らない状況になっている。でも、そんなギアに関してどれほど知っているだろうか? 人気ブランドの個性と歴史、看板モデルの扱い方まで、徹底的に掘り下げる。
上に戻る 池田 圭=取材・文 宇佐美博之=写真