1780年にパリで創業。多くの皇室、王室の淑女たちから愛されてきたショーメ。
なんて話を聞けば、ショーメのジュエリーを“パートナーへの最上級の贈り物”というイメージで結びつけるのは当然かもしれない。
しかしパリの名門には、男の気持ちを存分に汲んだジュエリーもある。それが、今年の春に登場した「ジョゼフィーヌ」コレクションの新作だ。
4.5㎜の幅広いバンド部分を丁寧にポリッシュしたリング、トリオンフ ドゥ ショーメは、気取らず、飾らないシンプルな佇まいで実にエレガント。
上下均等に入ったシャープなスリットはどこか清々しく、さりげない個性を放つ。その姿に、これ見よがしではなく自身のスタイルを明確に主張する、スマートな男の姿が重なる。
そして、内に秘めたるは一石のシークレットダイヤモンド。
その輝きはラグジュアリーさを一段と際立たせ、リングを外すことでしか目にできない仕掛けからは、大人の遊び心を、所有する喜びとともに感じさせてくれる。
「過度な個性や主張は控え、確たるものは内側に」とは、我々が理想とする男性像にもマッチする。
時代に寄り添うショーメのダンディ像
“理想の男性像”という話題で挙がる人物は、過去を振り返ればたくさんいる。ショーメの故郷でいえばセルジュ・ゲンスブール、アメリカならスティーブ・マックイーン、紳士の国イギリスならケーリー・グラントなど、古今東西さまざまだが、全員の共通点は“ダンディであること”だ。
『ダンディズムの系譜 男が憧れた男たち』の著者、中野香織さんは「主流に対して抵抗・反発すること」をダンディズムと説き、ダンディな男とは抵抗・反発しつつ自分のルールや美学を持っている人と語る。
主流は時の流れとともに移ろうものとするなら、ダンディズムの定義も時代とともに変わっていくのだろう。
その流れにしっかり寄り添い、誕生したのがショーメの「ジョゼフィーヌ」コレクションなのである。だからこそ、現代を生きる男の琴線に触れるのだ。
しかも、9月23日(水)からショーメ 伊勢丹新宿店メンズ館では、「ジョゼフィーヌ」コレクションを中心とした期間限定プロモーション『さぁ、ダンディになろう!』が開催される。
こちらでは、内に秘めたダイヤに寄り添うようにエングレービングを施してくれるサービスも実施予定。
その他、人気のタイムピース「ダンディ」やユニセックスで楽しめる「リアン」なども一堂に会すので、ショーメのダンディな世界をぜひ覗きにいってほしい。
人生100年時代といわれる今、我々もまだ道半ば。しかし、味の出たその手にはそろそろ、ショーメのリングが似合うはずだ。その確認の場としても、絶好のタイミングといえる。
[イベント概要]「さぁ、ダンディになろう!」
会場:ショーメ 伊勢丹新宿店メンズ館東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店メンズ館1階=ジュエリー電話:03-3352-1111(大代表)営業:10:00〜20:00https://www.chaumet.com/jp
※エングレービングサービスは対象商品のみ。詳しくはスタッフまでお問い合わせください。
清水健吾=写真 菊地 亮=文