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目指す男の理想像が描かれたハードボイルド小説

数あるジャンルのなかでも“ハードボイルド”を特に好むユースケさん。垣根涼介の描く『ワイルド・ソウル』がその頂点だという。
ブラジルに移民した日系2世が日本政府へ仕返しをしに帰ってくるというストーリーなのだが、ユースケさん曰く「描写がすごくセクシー」なんだとか。セクシーな復讐劇って?
『ワイルド・ソウル 上・下』
垣根涼介・著/幻冬舎
ブラジルの土地を開墾すれば豊かになれるという政府の謳い文句で南米に渡った4万人以上の日本人。彼らが目にしたあまりに壮絶で過酷な現実とは? 日本政府に裏切られて死んでいった同胞たちへのレクイエム。今、彼らの息子たちによる政府への復讐劇が始まる。

たとえば、主人公たちが乗る車や選ぶ武器の性能について、『こういう理由でコレを選ぶんだ』というのがしっかりバックグラウンドとして書かれていることで、想像力も掻き立てられ、よりリアルにセクシーに感じられる。
『男としてこうありたい』というのを教えてくれた本、とユースケさんが語る一冊。読めば、男の強さと色気も学べそうだ。
この本のオススメポイントに併せて、ユースケさんが目指す男の理想像については下のバナーから。
平山祐介の人生に強く影響を与えた一冊
「インドアライフ充実術」
何かと外出が厳しい時季だけど、見方を変えればピンチもチャンス。屋内でアクティブな休日を楽しむ、インドアライフのジュージツジュツをデンジュ。
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