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新田幸一さん

スケーティングジャンプで手早くアフターバーン体質に!

アフターバーンの効果が運動後24〜72時間ということは、例えば呑み会がある前日などにトレーニングしておけば、摂り過ぎたカロリーをスピーディに消費でき、体脂肪がつくのを防げる。さらに、「3日に1回ほどのペースで高強度トレーニングを行えば、ずーっと体脂肪燃焼体質を維持できてしまう可能性も大いにあります」と新田さん。ちなみに低酸素下で行えば効果は4倍。つまりアフターバーン効果も4倍にまで引き上げられる。恐るべし!
というわけで今回は、体にアフターバーンを起こすことを狙ったトレーニングのひとつとして、スケーティングジャンプを実践してみよう。その名の通り、スピードスケートの動きをイメージして欲しい。前回のスプリットランジ同様、下半身の巨大な筋肉、特に尻まわりに高い負荷をかけられる時短高負荷トレーニングだ。
「このトレーニングも、タバタプロトコルの要素が含まれているので、『痩せすぎ注意』なダイエット効果の高い時短高負荷トレーニングですよ」。
【スケーティングジャンプ】
スケーティングジャンプ
背中を丸めずに腰から上体を倒す。両手は力を抜いて、前に伸ばす。これがスタートポジション。
スケーティングジャンプ
スケーティングジャンプ
スピードスケートの動きをイメージして腕を左右に大きく振りながら、左右にジャンプ。リズミカルかつダイナミックに! 左右交互にジャンプ移動させる。つま先はまっすぐ前を向けた状態を維持しよう。また、着地時に体幹部分がねじれないよう尻に力を入れることを意識する。
【ポイント】
まず上体を倒すときに背中を丸めないこと。前足部に体重をかけ、カカトは軽く浮かせたままでないと動きが緩慢になってしまう。また、スタートポジションをとったとき、ハムストリングス(太モモ裏)が伸びていることを確認しよう。体を曲げる角度は最初は45°程度でOK。慣れてきたら上体と床が平行になる角度まで倒し、最終的には指先で地面をタッチできるくらいになれば効果倍増だ。この動きを素早く20秒間(10秒レスト)、6〜8セット行うのが基本。
冬は体脂肪を燃やすチャンス。というわけで次回も体脂肪燃焼効果を狙った時短高負荷トレーニングを紹介。体脂肪がバンバン燃える、歩き方&走り方にフォーカスする。
「ジタンコウフカのススメ」
「忙しくて時間がない」「ジムトレもそろそろダレてきた」という男性諸君、ちょっぴりキツいけどサクッと終わるトレーニングはいかがだろう。キーワードは「ジタンコウフカ(時短高負荷)」。呪文のようだが、そこには科学の力を借りて効率よく体を変えるヒミツが隠れている。サッカーやラグビーの日本代表選手も通いつめる高地トレーニング施設のトレーナーに、理論と実践法を教わっていこう。上に戻る
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【取材協力】
ハイアルチ 吉祥寺スタジオ
住所:東京都武蔵野市吉祥寺東町1-17-18
電話番号:0422-22-7885
営業:10:00~22:00(平日)、10:00~19:00(土・日・祝)
http://high-alti.jp/
空間をまるごと低酸素状態にしたスタジオで行う「ハイアルチテュード(高地)トレーニング」を、気軽かつ、リーズナブルに体験できる日本初のハイアルチテュード専門スタジオ。専門トレーナー指導のもとでのトレーニングなので、安全に効率よく鍛えられる。都内では、吉祥寺のほかに、三軒茶屋、代々木上原にスタジオを構える。
 
【Other Training Menu】
低酸素スクワット低酸素プッシュアップ低酸素シットアップバーピースプリットランジ
楠田圭子=取材・文 渡邊明音=写真


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