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2019.11.22

ライフ

「最近の20代がわからない」と言うけれど、実はアイツらのココがすごい!

>連載「隣のオッサンは青いか?」を読む
「まったく最近の若いヤツらは……」。いつの時代も言われるお決まりのこのセリフ。きっと自分も若い頃は、上司や先輩から同じように言われていたのだろう。だからこそ、いつか自分に部下ができたら、思いやりを持って優しく接してあげようなどと、ぼんやり思っていたはず。
……それなのに、いざそうなると「最近の20代はマジでわからん」、「新人類」などとボヤいている始末。もっと若者のポジティブな側面に目を向けられる、大人の余裕を磨いていこうではないか。そこで今回は、部下や後輩を持つ40代男性に聞いてみた。「あなたのまわりの20代、どうですか?」。

挨拶、スケジュール管理、一般常識……etc. “基本”が苦手な20代

Q.20代の部下や後輩のあきれたエピソードを教えてください
「スケジュールが自分の都合のみで進んでいる」(46歳・会社員)
「挨拶ができない」(48歳・会社員)
「怒られても何度も同じことを繰り返す」(44歳・会社員)
「毎日遅刻するので注意したが、次の日も遅刻してきた」(40歳・公務員)
「失敗したことを咎めず、気にせずがんばれと言ったら、本当に気にしてなく、何度も同じ失敗をすること」(43歳・公務員)
「連絡もなく休暇をとる」(44歳・会社員)
「敬語がまったく使えない」(41歳・会社員)
まずは、20代の部下や後輩を持つ40代男性が困っていること。多く見られたのが、挨拶や遅刻、口の利き方といった社会人としての基本ができていない、という回答だ。
「酔うとタメ口になる」(41歳・会社員)、「口の利き方が生意気」(48歳・会社員)など、目上の人に対するリスペクトが欠如していたり、「連絡なしの遅刻が多い。重要な会議で進行役を任せるチャンスを与えたが、寝坊で遅刻した」(48歳・会社員)などをはじめ、仕事の重大さに関わらず遅刻や寝坊を懲りずにやらかしてしまう20代は多いようだ。さらに、このようなミスを注意しても、同じことを繰り返してしまうのもまた、20代の傾向と言える。
もうひとつの傾向として、「仕事の途中でも定時になったら帰ってしまう」(44歳・会社員)、「会社に頻繁に遅刻してきて理由を聞くと、『僕は疲れてるんです』と言われた」(40歳・会社員)、という具合に、自分の意見や権利ばかり主張する20代に困り果てている回答も多かった。
また、「漢字が読めない人が多いです」(44歳・会社員)、「偶数・奇数がわからない」(44歳・公務員)など、一般教養の欠如に悩む人も。これはあまり年代に関係ないレアケースだと思うが、実際仕事場にいたら確かに困る。
いかがだろうか? 「あーそれそれ、ウチもそんなのばっかり」と共感するのはそれくらいにして……、次の結果を見てほしい。


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