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オッサンにはない、20代の“意外性”を見よ!

Q.20代の部下や後輩に対して、「コイツやるな」と感心したエピソードを教えてください。
「私が急遽別会議に出なければならなくなった際、期待以上の結果で合意をまとめてくれた」(48歳・会社員)
「知らないところでしっかり努力を重ねられる」(44歳・公務員)
「物怖じせずに目上の人とコミュケーションがとれる」(49歳・会社員)
「新規飛び込み営業にも抵抗がなく、意外と根性がある」(43歳・会社員)
「みんなが嫌がる休日出勤を率先してやる」(46歳・会社員)
「時間を気にせず仕事に打ち込める」(42歳・経営者/役員)
「理解が早い」(44歳・会社員)
「手順が決まっている仕事に対し、やる順序を変えれば業務が減ると提案してきた」(44歳・会社員)
「人当たりが良い」(46歳・会社員)
不満やあきらめがある一方で「自分が同じ年齢だったときよりも数段仕事ができる」(40歳・会社員)という回答に代表されるように、20代に対して何かとてつもないポテンシャルを感じることって少なくないはず。
「新しい発想が多くある」(49歳・経営者/役員)、「わからないことをネットで調べる能力」(49歳・会社員)、「記憶力がすごい」(41歳・会社員)というように、40代の自分にはない何かを彼らは武器として持っているのだ。また、人当たりの良さや目上の人に物怖じしないコミュニケーション能力、遅刻はするけど時間を気にせず仕事に打ち込む集中力。これらも立派な“能力”であり、単に「若いから」のひと言で片付けてしまうのは、あまりにももったいない。
「取り引き先で突然、大きな仕事を取ってきた」(43歳・会社員)、「私の意見を鵜呑みせず、根拠を持って反論してきた」(43歳・公務員)。これを“まぐれ”や“生意気”ととるか、「コイツ、やるじゃねえか」と素直に認められるかで、自分自身の仕事への向き合い方も変わっていくのではないだろうか。
普段は挨拶もろくにできないし、遅刻は多いし、生意気だし……。そんな20代でも、彼らなりに一生懸命、なのである。部下・後輩にいつも不満を抱えている40代の中にも、実は彼らに救われたエピソードのひとつやふたつ、持っているんじゃないだろうか。
20代は若いが故に、可能性に満ちている。それがふとしたしたときに現れて、思わぬ好結果を生むのもまた、事実である。部下の才能を活かすのは上司の務めであり、何度裏切られても「仕方ねえか」と寄り添う姿勢こそ、大人の度量ってやつだろう。

ファストアスク=アンケート協力
対象:40代男性205人


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