OCEANS

SHARE

今っぽく、大人っぽく、本格的。ないものねだって作ったシャツ。

今っぽく、大人っぽく、本格的。ないものねだって作ったシャツ。
フロントボタンをスナップ式とすることで、ジャケット使いも違和感なく楽しめる別注シャツ。ゆとりあるシルエットゆえ、ニットの上からでも余裕で羽織れる。シャツ[モデル着用はLサイズ]は下を参照。ニット2万9000円/エストネーション 0120-503-971、パンツ3万5800円/ノンネイティブ(ベンダー 03-6452-3072)、メガネ10万9000円/ザ・スペクタクル(グローブスペックス ストア 03-5459-8377)
端正な顔つきがかなえる、別注シャツのジャケット使い
アメカジを愛するOC世代の悩み。それは“本格”を求めたいけど、それを追求しすぎると古クサいオジサンに陥ってしまうこと。ある種、二律背反ともいえる「ないものねだり」をアリにするために、日本人解釈のアメカジを熟知するレミ レリーフにオーダーしたのが、このミリタリーシャツ。
アメリカ軍の定番的な一枚を原型に、コンパクトな襟元はイタリア軍モノから拝借、通常パッチ型のポケットはスラント式に、フロントボタンはボディと同色のスナップ式とすることで丹精かつジャケットライクな顔つきを手に入れた。
コラボマーケット1911
シンプルな装いを全方位からサポートするディテール使い
シンプルな装いを全方位からサポートするディテール使い
スタッズワークやフロントのポケットなどが、シンプルな着こなしのアクセントに。ウォッシュド加工による味のあるシャツの素材感も着こなしに奥行きを生む。シャツ[モデル着用はLサイズ]は下を参照。Tシャツ8000円/イエスタデイズ トゥモロウ、パンツ2万8800円/ノンネイティブ(ともにベンダー 03-6452-3072)、スニーカー1万円/ニューバランス(ニューバランス ジャパン 0120-85-0997)
22_1911223_33A9446
襟と左肩の後ろに配されたスエードの装飾には、米国の名門「スタンダードリベット」社のスタッズにヴィンテージ加工を施して打ち込まれている。そして、襟の後ろ側中央に施した深いプリーツ。これが、体の動きに合わせてシャツのボリュームをコントロールし、美しいドレープを作り出してくれる。
23_1911223_33A9453
本来のミリタリージャケットとはひと味違って、ポケットはスポーツジャケットに見られるスラントポケットに変更。それにより、見た目が都会的になるだけでなく、アウター感覚でも使えるように。
シンプルな装いを全方位からサポートするディテール使い
22_1911223_33A9446
23_1911223_33A9453

シルエットは今っぽいビッグサイジングだが、ただの“ブカブカ”に見せないために、襟の後ろに深いプリーツを設けてボリュームをコントロールする。そして、仕上げはブランド得意のスタッズワーク。襟と肩に加えたアクセントで、シンプルな装いが心許ないなんて心配も無用だ。
こうして生まれた一枚は、アウター使いも大歓迎。我々の頼れる戦力になってくれるに違いない。
ーレミ レリーフのシャツー
ーレミ レリーフのシャツー
PRICE:2万8800円
SIZE:M、L
COLOR:オリーブグリーン
DELIVERY:2020年1月下旬予定

「レミ レリーフ」とは?
REMIXとRELIEF(=取り除く)という言葉を組み合わせた造語をブランド名にするだけあって、古き佳きアメリカンカジュアルの“いいとこ取り”をしたクリエイションで定評を得る。素材、仕様、パーツ選びなど細部にこだわるべく、生産はすべて自社工場で行っている。
 
清水健吾=写真 石黒亮一=スタイリング 勝間亮平=ヘアメイク 長谷川茂雄=編集・文


SHARE

次の記事を読み込んでいます。