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フォルクスワーゲン ID.BUZZ

もう1台、キャルルックの代表格といえば、やはりワーゲンバスだろう。正式車名はフォルクスワーゲン タイプ2。ちなみにタイプ1はご存知、ビートルのことだ。
VW ID.BUZZ 
残念ながら1979年に生産が終了したが、2000年代になると、時折各地のモーターショーでコンセプトカーが披露され、ついに2022年にID.BUZZとして電気自動車として復活すると発表された。
最大600km走行可能で、最大8人まで乗れるという。もちろんボードも載せられる。発売まであと3年、今からBUZZ貯金、始めておこうか。
 

フィアット チェントヴェンティ

チェントヴェンティとは120の意味。フィアットの120周年を記念したチェントヴェンティが披露されたのは今春のジュネーブモーターショーだ。
フィアット チェントヴェンティ   
で、グリルをよく見ると初代パンダにあったラインが!(FIATの文字の向かって右側)そう、イタリアじゃ庶民の足として人気の高かった初代パンダをモチーフとした電気自動車なのだ
パンダ同様手頃な価格帯で、がコンセプト。パッケージ化されたバッテリーを予算に応じた数を選んで(レンタルも可能)積むことができ、それに応じて航続距離が100km〜500kmになる。まだコンセプトレベルだけれど、未来の庶民派パンダ、これが日常の足なら毎日が楽しくなりそうだ。
 

シトロエン アミワン

シトロエン好きはピンとくる知る人ぞ知る名車、アミ。有名な2CVの上級版としてかつて生産された小型車だ。
シトロエン アミワン 
そんなアミ(フランス語で「友達」の意味)の未来形は、電気自動車であるだけでなく16歳以上なら運転免許不要で乗れるという、まったく新しい移動手段として提案されている。
全長わずか2500mm、全幅1500mmという超コンパクトなキューブボディ。2人乗りで航続距離は100km、免許不要ということで最高速度は45km/hに制限されている。ドライバーは自身のスマートフォンにダウンロードした専用アプリを通して車とやりとりするという。こんなかわいい車なら、16歳を大きく過ぎた大人も乗りたくなるよね。
 
かつて憧れ、今もずっと好きなあの名車の新たな姿。いつかまたこの車たちが新たなカルチャーを作ると思うと、先物買いしておけば、子供や孫への自慢話になるかもね。
籠島康弘=文


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