どれぐらい本気かが知りたくて「本気のレモンサワー」(800円)を注文した。
フリーライターの朝子さん(32歳)。仙台出身で高校卒業後は秋田大学に進学し、『モスクワの都市の成り立ち』という卒論を書いたという。
「ロシアにはとくに興味はなかったんですが、大好きな先生のところにゼミ選びの相談に行ったら『今年は僕のところにひとりも来てくれないんだよ』と言われて。かわいそうになって『私が入ります』と言いました」
早くも看板娘の匂いがする。さて、フードは何がオススメですか?
それをいただきましょう。「仙台定義山油揚げ焼き」も気になる。定義山とは仙台市内のパワースポットで、名物の油揚げを求めて大行列ができるそうだ。
というわけで、このような美しいトライアングルが完成した。
まず、「本気のレモンサワー」は国産レモンを丸ごと1個使用しており、本気で酸っぱい。キンミヤ焼酎との相性も抜群だ。
「アボカドとクリームチーズの春巻き」は1個300円。カシューナッツの食感が決め手で、高級なポテトチップスのような味がした。
そして、手のひら大もある分厚い「油揚げ巻き」がすごかった。表面はカリッ、中身はふっくら。朝子さんが先日現地で購入してきたという油揚げを使用した限定メニューだ。
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