去る1月にスイス・ジュネーブで開催された「SIHH2019」「WPHH」を中心とする腕時計の祭典。本誌取材班は今年も海を越えてかの地へ。そこで見た感動と世界の目利きたちが唸った傑作を厳選してお届けする。
今年はレディスイヤーと位置づけ、ニューコレクションを一挙10本ラインナップしたリシャール・ミル。いずれもラグジュアリーウォッチの最高峰に相応しく、圧倒的な革新性と遊び心に溢れる。例えばこんなのとか……
甘い誘惑には、いい年取った男も弱いもので
「リシャール・ミル ボンボン コレクション」と名づけられた新作は、グラフィカルかつカラフルな表現で、スイーツの世界を表現。トノウモデル「RM37-01」をベースに、文字盤にはグランフー・エナメルで鮮やかロリポップのキャンディを描く。ハンターグリーンセラミックスベゼルのマットなオリーブカラーとも見事に調和している。
※本文中における素材の略称:K18=18金