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2019.05.06

時計

2人の天才が立ち上げた時計ブランド。新作は世界初の技術がぎっしり!

去る1月にスイス・ジュネーブで開催された「SIHH2019」「WPHH」を中心とする腕時計の祭典。本誌取材班は今年も海を越えてかの地へ。そこで見た感動と世界の目利きたちが唸った傑作を厳選してお届けする。
フェリックス・バウムガルトナーとマーティン・フレイというふたりの天才が共同で立ち上げた独立系ブランド、ウルベルク。得意の独創機構は、新作でも健在だった。
 

あらゆる特殊表示が融合した近未来ウォッチ

「UR-111C」/ウルベルク
「UR-111C」。世界限定25本。SSケース、縦46×横42mm、自動巻き。1650万円/ウルベルク(イースト・ジャパン 03-6274-6120)
独創的なスクエアケースの上部に、世界初のシリンダー型巻き上げリュウズをセットした新しいデジタル表示ウォッチ。ストラップ下側付近にある3つのディスプレイは、左が時間で、右が分を示す。
中央にあるのはイエローのラインが移動して指し示す2つ目の分表示だ。17人のプロジェクトメンバーが設計はもちろん、超微細な部品加工を突き詰めて作り上げた、ウルベルク渾身の一本だ。

往年のドライビングウォッチのようでありながら、近未来感溢れる外装デザイン!
 
※本文中における素材の略称:SS=ステンレススチール
柴田 充、水藤大輔=文


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