去る1月にスイス・ジュネーブで開催された「SIHH2019」「WPHH」を中心とする腕時計の祭典。本誌取材班は今年も海を越えてかの地へ。そこで見た感動と世界の目利きたちが唸った傑作を厳選してお届けする。
一昨年からモータースポーツとの親和性を高めてきたロジェ・デュブイは、その路線を今年も継続。ランボルギーニのスポーツカー「ウラカン」に着想を得たレーシングウォッチを披露した。
スーパーカーのエッセンスが凝縮したレーシングウォッチ
ランボルギーニ・スクアドラ・コルセとの提携のもと開発された、スポーツカー「ウラカン」をモチーフにするブティック限定モデル。
同車に搭載されるエンジンのストラットバーを彷彿させるX型ブリッジや、タイヤを想起させるラバーベゼルのデザインなど、疾走感溢れる意匠が満載だ。12時にセットされたテンプは、運転中に水平姿勢を保つよう12度の傾斜がつけられている。
「SC18 アルストン」の展示も!
ブースではランボルギーニのワンオフカーとともに、ロジェ・デュブイの一点物も展示されていた!
柴田 充、水藤大輔=文