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看板娘
「お待たせしました〜」
今回の看板娘は涼花さん(20歳)涼しい花と書いて「すずか」と読む。
メニュー
フードメニューも拝見。
涼花さんが「ぜひ、食べてみてください」と勧める「レバー」を2本頼んだ。
レバ
大粒なのに1本180円と良心的な価格。
生ホッピーが美味しいことはわかっている。しかし、毎日仕入れるというレバーが絶品だった。鮮度が抜群のためか、噛んだ時に歯を押し返してくる弾力がすごい。
というわけで、涼花さんは群馬県の伊勢崎市出身。女子大への進学を機にこちらに引っ越してきた。
「伊勢崎なんて『スマーク』っていうショッピングモールぐらいしか行く場所がないから、おしゃれなカフェとかで都会の女子大生ぶりたいです」
看板娘
高校時代に友達としょっちゅう行っていた「スマーク」。
上の写真は「ごあんない」を「ごめんなさい」に空目して喜んでいるシーンだそうだ。ちなみに、高校は甲子園の常連校である桐生第一。2016年の春の選抜大会では甲子園で応援した。
甲子園
残念ながら初戦で敗退。
実家では、ひまわりちゃんという7歳のゴールデンレトリバーを飼っている。
「中2の誕生日に買ってもらったんです。『スマーク』のペットショップで(笑)」
看板娘と犬
あまり構ってくれないからスネているときの表情だという。
黙々と串を焼いている店主・本多さんは、一昨年の夏から店の暖簾を引き継いだ。高校時代は野球部員。4番でピッチャー、キャプテンだったそうだ。
「店にも草野球チームがあって、涼花にマネージャーやってよと頼んでいるんですが、『朝早いのがムリ』と断られています(笑)」
看板娘を全力で笑わそうとする本多さん。
「忙しい時は、彼女がホールにいれば30人のお客さんを一人で回せるくらいテキパキ動けるし、新人の子の面倒見がいい。涼花と働きたいという理由で長続きするアルバイトの子も多いですね」
壁の目立つ場所に掲げられた格言の額が気になる。
「あ、あれは僕が店を引き継いだタイミングで常連さんがプレゼントしてくれたものです。初心を忘れないようにしようと思って」
標語
あとで調べたら幕末・明治の槍術家、高橋泥舟の言だった。
さらに、昨年真打ちに昇進した落語家、古今亭駒治さん主催の落語会も定期的に行なっているそうだ。
壁の色紙
駒治さんの色紙には「毎日が試運転」と記されている。


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