いかにも南国といった雰囲気のなかくつろぐマーシーこと三浦理志さん。ここは撮影で訪れたバリ島チャングーにあるホテル「ザ・スロウ」のダイニング。ザ・スロウは観光客がひっきりなしに訪れる人気ホテルで、あのロンハーマンが今回コラボした相手でもある。
ロンハーマンがホテルとコラボ? そのカラクリは……
この数年で開発が急進し、今やバリ随一の人気リゾートへ躍り出たチャングー。ザ・スロウはこのニューエリアで数多くの観光客を虜にしてきたワケだが、その魅力の一端を担うのは「アート」である。
客室やダイニングなど、いたる所に飾られたアート作品の数々はゲストの目を釘付けにして離さない。作品の所蔵者はホテルのオーナー、ジョージ・ゴロウ氏。デニムブランド「スビ」の元ディレクターで、無類のアート好きとしても知られる彼は、ホテルの一室をギャラリー専用スペースにし、常にアーティストたちのエキシビションを開いている。
実はロンハーマン、このザ・スロウで展示されたアート作品を「Tシャツに落とし込む」という手法で、ホテルとのコラボを実現したのだ。例えばこんな感じで。
ご覧のとおり、ネタはマーシーの背後に飾られていた写真。アーティストは“海”をテーマに据えるオーストラリアのフォトグラファー、GREG NAGEL氏のものだ。このようにロンハーマンが採用した作品は全18アーティスト、20作品にものぼる。その一部を見せしよう。
ロンハーマン
KATE BELM氏のフォトアート。8000円/ザ・スロウ フォー ロンハーマン(ロンハーマン 03-3402-6839)
ROSTARR氏の作品をバックプリントに。8000円/ザ・スロウ フォー ロンハーマン(ロンハーマン 03-3402-6839)
こちらの元ネタはDAN ASKILL氏のアート作品。8000円/ザ・スロウ フォー ロンハーマン(ロンハーマン 03-3402-6839)
フォトグラファー、KANE SKENNER氏が「タイヤ痕」を切り取った一枚。8000円/ザ・スロウ フォー ロンハーマン(ロンハーマン 03-3402-6839)
こちらの幻想的なサーフアートはSTEVE GORROW氏作。8000円/ザ・スロウ フォー ロンハーマン(ロンハーマン 03-3402-6839)
すべて例外なくカッコいいのも、当然と言えば当然である。なにせ、バリで最も芸術的なホテル、ザ・スロウのこだわりのコレクションの中から、さらにロンハーマンが厳選に厳選を重ねたんだから。
アートとファッションが融合した至高のコラボ作。部屋に飾ってバリの空気を楽しむのもありかも?
いずれにしても、1つに絞る必要はなし。出会った瞬間が運命のときだと思って、好きなだけコレクションすべし。アート同様“次の機会”はきっと用意されていないから。
ちなみに、発売日の3月21日(木)から一週間、ロンハーマン カフェ千駄ヶ谷店では、ザ・スロウの人気メニュー「パッタイ」がオーダー可能とのこと。こちらもぜひ。
[問い合わせ先]
ロンハーマン
03-3402-6839