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2019.02.26

たべる

200年目の新業態にみる浅草進化論!? レストラン「sen」で等身大の粋を

浅草ってぇと江戸から昭和の薫りがする懐古趣味的な街を想像するが、日本最古の地下鉄に遊園地やバー、高層ビル、そして花火大会にサンバ、と常に旧きと新しきが融合し、進化してきた街だ。
そして今、200年以上も庶民の胃袋を満たしてきた「駒形どぜう」が新業態「sen」を開店させた。
200年以上も庶民の胃袋を満たしてきた「駒形どぜう」が新業態「sen」を開店
お造り(1200円〜)。
“どぜう”は封印し、お造りや豚の味噌柚庵焼きなど、鮮魚と炭火焼きを軸にした店で、日本酒の種類も充実。
豚の味噌柚庵焼き(1500円)。
店内も重厚感ある本家とは異なり、ミニマルな和モダンで我々世代も気兼ねなく入れる。伝統に縛られず、時代ごとの“粋”を楽しむ。庶民の粋こそが下町浅草を進化させる原動力だったんだな、としみじみ想うよね。

sen
住所:東京都台東区雷門2-18-13
電話番号:03-5830-7611
営業:16:00〜23:00(22:00LO)、日曜、祝日は22:00まで(21:00LO) 不定休
sen-asakusa.com

 
鈴木泰之=写真 柴山陽平=スタイリング 加瀬友重、髙村将司、実川 実、今野 壘、iconic=文


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