腕時計に情熱を傾ける男たちが、その想いを共有することができる、またとない場所がある。愛するブランドが主催するものもあれば、ファンが自発的に発足したものもあるウォッチコミュニティだ。時計によってどんどんツナガル人と人。充実のウォッチライフを送るための9つのケーススタディ。
BR ギャング
1994年に創業、パリを拠点とするプロフェッショナルウォッチを独自の路線で追求するベル&ロスのファンクラブ、その名も「BR ギャング」。オリジナルロゴまであるこのコミュニティは、フランス人またはフランス語圏のベルギー人で構成され、頻繁にオフ会を開いては日が暮れるまで時計の魅力を語り合う(らしい)。
あくまでブランド非公認だが、その愛が通じたのか、年に数回はパリ本社に招かれ新作の紹介を受けるなど、その活動はもはや公認レベル。また、ギャングたちはオリジナルロゴを入れたお揃いのブルゾンでイベントに参加するなど、とにかく熱い。
ウェブサイトも運営されているので、気になる日本のファンは、ぜひ「BR GANG」と検索を!
集会を楽しんでいるBR ギャングメンバー。ご覧のとおり、ブルゾンの背には、オリジナルロゴがプリントされている。
BR ギャングのオリジナルロゴを背景に、メンバー愛用のベル&ロスを集めてパシャリ!
本社では特製「BR 01 ラッフィング スカル」ケーキでもてなされ、みんなニンマリ♡
時計店にて開催されたイベントの様子。新作を前にして時計談議に花を咲かせる。
柴田 充、髙村将司、中村英俊、戸叶庸之=文、菊地 亮=取材