空冷エンジンを積んだ最後のポルシェ 993型911ターボ。生産終了から20年経ったが“最後の空冷”、しかもターボというスペシャル感から、その人気は上昇の一途。
中古車市場で世界的な争奪戦が繰り広げられた数年前より価格は落ち着いたものの、状態のいい車体なら「ASK」表示がほとんど。
そんな価格、台数的にも入手困難なモデルが新車で復活するという夢のようなニュースが飛び込んできた! しかも「ターボS」仕様で、だ。
つまり、3.6L空冷水平対向6気筒ツインターボエンジンの450hp版を搭載し、6500以上の新品純正パーツを使って1台限定で蘇らせる。
この車両はチャリティーオークションにかけられるのだが、いったいいくらの値段がつくのやら。なんとも夢のある話ですな。
鈴木泰之=写真 柴山陽平=スタイリング 髙村将司、加瀬友重、増田海治郎、安島利樹(iconic)=文