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2018.10.10

たべる

つまみもクラフト化!? よなよなエール専用ナッツに興味津々

こだわり、手作り、職人といったワードを連想させる本格的な味わいで、酒の1ジャンルとして確立された感のある「クラフトビール」。いまや日本国内にあるクラフトビール醸造所の数は、数百にものぼるという。
オンリーワンな香りや味わいを持つ銘柄が次々と生まれているなかで、つまみも何かに特化したヤツがあっても良いのでは? ということで、クラフトビールの先駆け「よなよなエール」との相性にこだわった“専用”ナッツを紹介しよう。
自称「よなよなエール」に合わせた専用ナッツ ノリに乗った海苔の佃煮風ナッツ 120g 1058円/小島屋 03-5246-4412
言わずと知れたクラフトビール界の雄が、上野・アメ横の創業60年を超える老舗問屋「小島屋」とコラボした専用ナッツは、これが第2弾。商品名に「自称」とあるが、よなよなエールを醸造する「ヤッホーブルーイング」のスタッフのお墨付きもあるようなので、OKだろう。

第1弾はエスニックなテイストの「海老踊るパッタイ風ナッツ」で、今回は海苔の佃煮。なかなかにエッジの立ったラインナップだが、これは100種類近くの料理とよなよなエールを合わせてみたうえでの試行錯誤の結果らしい。
左●ノリに乗った海苔の佃煮風ナッツ 右●海老踊るパッタイ風ナッツ
磯の香りとホップのアロマは、意外にも相性が良い。甘めに味付けた佃煮は、よなよなエールのキレのある苦みとほどよく調和し、モルトの甘みも引き立てる。これだけでつまみは成立、ほかには何もいらないほどの存在感があり、リラックスしてゆっくりと飲むような晩酌にぴったりだ。
「小島屋」は高級レストランやリゾートホテルでも採用される老舗のナッツ問屋ということで、その品質も申し分ない。世界中から品種を厳選し、自家焙煎で仕上げた香ばしいナッツは、それだけで立派な一品だ。酒にこだわったら、次はつまみもクラフト感のあるものを。すると、家で酒を飲む時間がもっとハッピーになるだろう。
 
[問い合わせ]
小島屋
03-5246-4412
www.kojima-ya.com
中山秀明=文


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