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2018.08.06

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絶対に盛り上がるビアガーデン東西対決① 夏を粋に愉しむならドッチ?

汗が滴るこの季節、キンキンに冷えたビールが美味いのなんのって。
特にビアガーデンで飲む一杯は最高だが、それをさらに格別にしてくれる普通じゃないビアガーデンがある。
今回は「夏を粋に愉しむ」をテーマに、和なスパイスを利かせた東西のビアガーデンをピックアップ。どちらもオッサンになった今だからこそ魅力を味わえる内容だ。
 

【東】の代表
御茶ノ水で「お茶×ビール」という新感覚を堪能するビアガーデン


“茶を食す”和食ダイニング「レストラン 1899 お茶の水」が2015年から夏季限定でオープンしている「抹茶ビアガーデン」。お茶とビールという革命的なペアリングは、何度も試作を重ねてようやく完成した一品だという。
茶ビールはソムリエならぬ“茶バリエ”が一杯ずつ丁寧に淹れてくれる。抹茶ビールのほか、10種のビールが楽しめる2時間のフリーフロー制。
茶葉とホップのビターな風味が不思議なまろやかさを演出する「抹茶ビール」をはじめ、今では「ほうじ茶」や「紅茶」など、5種類もの“お茶ビール”が仲間入り。
酒のアテには「抹茶レバーペースト」や「フィッシュ&茶ップス」といったオツマミならぬ“オ茶マミ”も楽しめる。
風情溢れるビールでの乾杯は盛り上がること必至。ビジネスシーンにおいても「抹茶ビールって知ってます?」と誘ってグラスを合わせれば、テーブルトークに花が咲くに違いない。
「抹茶ビアガーデン」(レストラン 1899 お茶の水内)
住所:東京都千代田区神田駿河台3-4(龍名館本店ビル1F)
電話番号:03-3251-1150
営業時間:17:00~23:00 ※9月29日(土)まで
www.1899.jp/ochanomizu/beergarden2018

 

【西】の代表
茶を点てるより“男を立てる”? 京都の粋なビアガーデン


抹茶を点てるのが東のおもてなしなら、男を立ててくれるのが西の「上七軒(かみひちけん)ビアガーデン」だ。
花街の魅力を味わってもらおうと、終戦間もな い1948年頃から始まった京都の夏の風物詩で、 秋や春には舞踊を披露する。
毎日6人の舞妓が客人を出迎える。伝統的な日本庭園や赤い絨毯が敷かれた廊下や提灯に心躍る。
ビアガーデンでは、浴衣姿の舞妓たちが客席をまわり、心地よくゲストをもてなしてくれる。舞妓の世界は「一見さんお断り」も多いが、ここは観光客もウェルカム。「おこしやす〜」とお出迎えされ、ビールと粋な接客にすっかり気分も上々だ。
「上七軒ビアガーデン」(上七軒歌舞練場内)
住所:京都市上京区今出川通七本松西入真盛町742
電話番号:075-461-0148
営業時間:17:30〜22:00(予約制)※9月5日(水)まで
www.maiko3.com
抹茶を点てるか、男を立てるか。どちらも捨てがたく、東西の“粋”なおもてなしに思う存分酔ってみたい。それでは皆さん、“酔い”夏を!
 
ぎぎまき=取材・文


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