気が利いてフットワークも軽い。これはある種、できる男の条件といえるかもしれない。ならば、これらのアイテムは最良の選択肢となりうる。忙しなく動き回るビジネスマンから、思わず「こんなのが欲しかった!」なんて言葉が聞こえてきそうだ。
こいつを手にすれば「動きのいいヤツ」との好評価は確実か!?
昨今、機能至上主義の流れを感じるビジネスウェアの世界。ストレッチ性や通気性のほか、付加機能も多様化している。ストレスなくよりアクティブに動ければ、仕事への好影響も間違いなし。早速、今季モノのチェックを。
「スニーカー通勤」推奨の今ならこんな靴が断然ちょうどいい
歩くことの健康効果については近年改めて評価が高まっていて、スポーツ庁も「FUN+WALK PROJECT」を立ち上げるほど。なかでも力を入れているのが「ビジネスパーソンの歩行習慣の定着」で、スニーカーなど歩きやすい靴での通勤を推奨中。
ならば1971年の創業以来、ビジネスシューズとスニーカーソールを合体させたハイブリッド靴を作り続けるオリジン、ロックポートに改めて注目してみてはいかが。ハイスペックなコレクション「トータルモーション」の新作は、歩行安定性、屈曲性に加えて、トゥルーテックと呼ばれる衝撃吸収テクノロジーを搭載。ドレス&スポーティなルックスも進化中。今まさに“買い”というわけだ。
この手があった! 正しいローテーションで履ける心憎いソックス
週5日、スーツを着用する折り目正しきビジネスマンに捧ぐ。クラシックの世界では、すね毛を決して見せてはいけないというルールがあり、それを厳守するためにロングホーズがある。が、タンス内ではビジュアルの差別化が難しく、ここ数日でどれを履いたかはすぐ不明に。日本のスーツスタイル向上に力を注ぐ麻布テーラーがその状況に一石を投じた。
1から5まで異なる色でナンバリングを施したのだ。これなら「同じ個体ばかり何度も履いている」や「実は左右異なる個体で履いていた」という現象は起きず、月曜から金曜日まで正しいローテーションで履きこなせるというわけ。お見事!
通勤スタイルが多様化し、ビジネスの場において“便利”がアイテム選びのキモになってきた。となれば、これらのアイテムはまさに格好。これで、いざデキる男へ!
中村利和(BOIL)=写真 松田有記=スタイリング