OCEANS

SHARE

  1. トップ
  2. 据え置き以上、改造未満。「これだけ欲しい!」クルマのキャンピング“化”アイテム

2018.04.29

据え置き以上、改造未満。「これだけ欲しい!」クルマのキャンピング“化”アイテム

見つけた! 僕らの乗りたいキャンピングカー vol.9
キャンピングカーのある暮らしは、アクティブ派の憧れのひとつ。それを憧れのままにしないためにどうするか。いくつかの選択肢を「ジャパン キャンピングカーショー 2018」で見つけてきた。キャンピングカーは今、“自分のスタイル”に合わせて選ぶ時代なのだ!
>前回の「見つけた! 僕らの乗りたいキャンピングカー」を見る
今すぐキャンピングカーに買い替えは難しい。けど、「友達や家族とよく山や海に出かけてバーベキューとかしてる」なんて人も多いだろう。
もちろんそんなときに「キャンピングカーがあればなぁ」と思うシーンもあるかもしれない。でも愛車を改造するまでの勇気は……それならこんな据え置き以上、改造未満なアイテムで。手軽に愛車をキャンピング“化”してみては?
 

10秒で取り付け完了の吸盤カーサイドタープ

「ポン」とワンタッチでこれまで以上にアウトドアライフを楽しめるこのタープ、吸盤で取り付けるだけだから、愛車を傷つけず、あっという間に屋外に日陰を作ることができるスグレもの。
「カーサイドタープGR」H2000×W2500×D2500mm オープン価格/カーメイト 03-5926-1212
吸盤なので写真のようなミニバンのサイドだけでなく、ワゴンやSUVのリアハッチを跳ね上げて張ることも可能。
風通しがいいから、強い陽射しの中でお酒を飲んで火照った体を友達とともに日陰でクールダウンできるし、日焼けを嫌うパートナーにも喜ばれること請け合い。キャンプ以外にも、太陽に晒されるサーフィンや海釣りの休憩タイムにも重宝するはずだ。
 

日差しも雨風も視線も凌ぎたい人に勧めたい屋外“個室”

陽射しを遮るだけでなく雨風も人目も凌ぎたい、となるとオーニングにサイドパネルを取り付けられるタイプがオススメだ。防水・耐風性の高いスクリーンに囲まれる姿はもはや自然の中に現れた自分だけの“個室”。
「キャンプルーム」幅3500mm/ドメティック
ハイエースなど商用バンなどに取り付けられるパティオルームと呼ばれるアイテムで、すべてのウインドウに虫除けスクリーンやカーテンが備わる。
着替えに使うのも良し、家族でくつろぐも良し。あるいはパソコンを開いて家族に見えないようにちょっとだけ仕事をしていこう、なんて使い方もできる便利な個室空間だ。
 

ワンボックスカーの収納力倍増!? 既存のネジ穴を使って付ける便利なクロスバー 

サーフィンや釣りを楽しんでいる人の中には、ワンボックスカーに市販の収納棚を器用に組んで、ボードやロッドを収納している人も少なくない。
しかしいざ自分でやるとなると、収納棚ならいちいちメジャーで中を測ったり、収納グッズによってはボディに穴を開けなければならないなど、結構ハードルが高かったりする。
「クロスライド ハンガーバー」オープン価格/カーメイト 03-5926-1212
この「クロスライド」は、車内にあるハンドルグリップ(ドアの上部によくある、手で握るグリップのこと)のねじ穴など、元からクルマに備わっているネジ穴を利用するバーラック。
クルマのサイドウインドウに沿うサイドバーや、左右にわたすハンガーバー、後部ドアに取り付けるハンガーポールなどを揃えており、写真は現行型「ハイエース」に、新たに穴を開けることなくボードやロッドを収納し、休憩時にはウエットスーツを乾かしたりできるハンガーラックを取り付けている。
これがあればBMXを入れたままスキーやスノーボードなども収納できるから一年中収納に困らないし、ボールや小物などを乗せられるネットのオプションもあるから、子供の遊び道具もサーフィンやスノボーの小物もここにポンと置いておける。
さらに正直に言うと、愛車を手放すときに下取り価格の減額の心配が減るのも、新たなネジ穴を作らないことのうれしいポイントだったりするのだ。
 
外遊びが楽しいこれからの季節、目的地までの移動や荷物運びにクルマは付きもの。だったらこんなアイテムで、クルマをただの移動手段から“外遊びを楽しくする道具”に格上げしてはいかがだろうか。
取材協力=ジャパン キャンピングカー ショー 2018
取材・文=ぴえいる


SHARE

次の記事を読み込んでいます。