1990年代のスニーカーブームに熱狂した世代にとって、楽しかったのはローテクからハイテクへ変化していくデザインと、それに伴う機能の進化だった。ソールに“空気”が入ったときの感動を忘れたなんて言わせない。そして2018年、注目してもらいたいのが、リーボック独自開発のクッショニング素材「フロートライドフォーム」を取り入れた新作である。
「フロートライドフォーム」とは、軽量ながらクッション性と反発性を兼ね揃えたミッドソールのこと。実はこれ、NASAの新しい宇宙用シューズ用に、リーボックが超軽量のフットウェア開発を依頼されたときのアイデアが元ネタだ。
発泡してできたセルの個々の大きさが均一になるようにフォーム材の配合を工夫することで、クッション性と反発性を両立。まるで月を歩いているかのような軽やかな履き心地でランニングに集中しできるという、まさに新感覚が待つスニーカーなのである。
この履き心地や機能性はスポーツシーンはもちろん、実は日常でもしっかり活躍してくれる優れモノ。何せ、これだけのデザインバリエーションがあるのだから、気分にもしっかりフィットしてくれるのだ。
長距離向け本格ランニングシューズ「フロートライド」、ランニングだけでなくカジュアルファッションにも対応したデザインの「フロートライド RS ウルトラニット」、レトロランニングシューズ「GL 6000」のデザインを踏襲した、リーボック直営店限定モデルの「フロートライド 6000」の3タイプをリリースする。
NASAが開発を依頼したソールを日常に取り入れる感動はどれほどのものか? 「スニーカーにうるさい」と自称する人にこそ味わってもらいたい。
[問い合わせ]リーボック アディダスグループ0570-033-033www.reebok.jpPOW-DER=文